2017年10月3日(火)に、幕張メッセで開催されている『CEATEC JAPAN 2017』を見学してきました。
日本の先進技術が集まる展示会です。毎年開催されていますが、3年ぶりの見学でした。
今回とにかく驚いたのは、株式会社アスカネットの空中ディスプレイです。
その他にも展示はたくさんありましたが、「驚き」ではこれが一番でした。
海浜幕張は、ちょっと遠いですね。。
興味のある分野
今回、いくつかのテーマを設けて見学することにしました。
- 拡張現実
- スマートフォン
- 人工知能
- 空間ディスプレイ
このあたりに関係しそうなブースを見学させてもらいました。
VR(仮想現実)/AR(拡張現実)
Lenovoブースでは、『ジェダイ・チャレンジ』の体験ができます。
すでに製品化されているものです。(発売は来月)
Lenovo ミラージュを使用して、VR体験しているように見えました。
シースルーなので、ARにも対応しているものです。
このほかのブースでは、ARの開発キットのようなものを紹介しているものがありました。
ただし、思っていたよりもブースは少なかったです。
PlayStation VRが絶大な人気であることや、iOS(Apple)がARの開発に乗り出してきているので、独自デバイスにとっては少し厳しい流れになっているように感じました。
スマートフォン
Lenovoブースで設営を受けたものが気になりました。
『moto Z2』です。すでに販売されていますね。
光学10倍ズームが可能なカメラ、JBLのスピーカー、小型プロジェクターが、カバーを変えるような感覚で取り付けられます。
スマホ本体のプロセッサーがかなり強化されていますので、確かに、合理的な発想です。
他のブースでは5Gの話が出ていましたが、よく分かりませんでした。。
AI(人工知能)
IBMの人工知能技術と連携して、バンダイナムコがハロを現実に召喚しそうですw
人工知能モジュールを埋め込むところまではいかないまでも、通信技術と合わせれば問題は解決するのですね。
日本語を解析するとのことです。かなり難しい技術だと思います。
話している人のほうを向くという説明でした。
どんどん進化しています。
ところで、目が光るのは仕様どおりと思います。
口が光るのはありですか?w
空中ディスプレイ
最大の驚きポイントです。
アスカネットの空中ディスプレイは、まるでその空間に映像が投影されて(浮かんで)いるように見えて、実は何もないというものです。
実際に見てみると、とても気持ちが悪い感じがします。(← 誉め言葉です)
完全に常識の外側を見た感覚です。こんなことができるのですね!
写真にある足跡マークのところに立つと、とても信じられない光景です。
目の前に人がいるように見えるのに、まったく触れられないのです。
手を伸ばしてくる感じが分かるのに、握手は空振り。何もない。。なんでしょうか。。
大型のものから小型のものまで、空間に映像を投影できる装置が展示されていました。
あとは、お値段でしょうか。。w
目に付いたもの
やはり大企業のブースは目立ちます。
今回の見学目的とは少し離れて、派手なところを撮影しておきました。
コンパニオンさんを撮影している方もいましたね。。w
シャープ
8Kです。
8Kカメラで撮影した映像をLIVEで映しているものがありました。
手元端末の能力では、その奇麗さを記録できません。。
近づいたらちゃんと液晶テレビで下w
16枚並べて、ベゼルが狭くなったなと思いました。
そして、27型8Kテレビという数字にびっくりしました。
テスラ
電気自動車のテスラモーターズです。
エンジンルームがないので、前のボンネットもトランクで、後ろにもトランクです。
実際に座れますので、入れ替わり立ち代わりにオジサマたちが乗っていました。
オムロンの卓球
3年前にも見たものです。
どんどん進化はしています!
いろいろしゃべっていました。
試合の様子が大きく表示されていました。
あとは、対戦してみたら分かるのでしょう。
村田のロボット
3年前にも見た気がします。
今年も元気に踊っていたのですね。
このあとブースの前を通った際には、ちょうど出し物が終わったところでした。
係の方が、ボールを外してポーイとしている様子が見られたのは、ある意味おもしろかったですw
au
ちょっと月を走ってくるそうですw
実際に動いていました。
これには感動です!
同じエリアでは、ボルダリングの壁に映像を合成していました。
そこまで目新しい感じはしませんが、東京オリンピックが盛り上がっているのでw
さいごに
今回の展示は、『製品』が多かったように感じます。
3年前に訪れた際には、日本の技術はこんなに凄いのか!という感動がありました。
今回感じたのは、目新しさはないものの、着実に製品化が進んでいるのだということです。
ロボットの技術は進み、動く筐体よりは、AIの開発のほうに重心がシフトしている印象です。
VR、ARは普通のことです。MRのためのセンサーは、いいものができてきています。
ワクワク感は小さいけれど、技術の進歩は確かに感じられました。
当日の活動量
余談です。
展示会の会場を歩き回るので、やはり歩数は稼げます。
ZenWatch3のFitでの計測結果です。
- 歩行時間: 1:50
- 歩数: 14,619歩
- 移動距離: 6.73km
- 消費カロリー: 509cal
歩行時間と消費カロリーは怪しい数値です。。
秒間2.2歩ですか。
会場内はかなりゆっくり歩いていました。値に実感がないです。
Android Wearは、十分イケてるデバイスだと思うのですが、精度に課題ありでしょうか。。
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