
静止画が1枚あります。5秒くらいでいいから動かせないかな?
ってことで、いまどきのAI技術を使って、無料で、動画にしてくれるサービスを探した。

KLING AI
無料で使える生成AIアプリ
無料で使えるサービスありましたよ。
静止画かテキストプロンプトから動画を生成してくれるサービス。
当然ながら基本は有料のサービスだけど、無料のプランもある。
無料で使ってみる中でもけっこう楽しめるんじゃないかな、と思うので。
やり方の記録。
AIが静止画を動画にしてくれる
やりたいことは、手元の静止画1枚を動画にしたいってこと。
AI技術を使えばちょちょいのちょい。
動画が以下。
上の動画の元画像。元の静止画が以下。
紙がふわっとしてまばたきしてくれる、くらいのことを想像してたんだけど。
背景も動かしてくれる。
視点が変わる(カメラがパンする)。
すごいなAI。
KLINGというサービスを使います。
Web版でも、スマホアプリでも使える。
まだ発展途上なんだろう。仕様は徐々に変わっている。スマホアプリのリリースは2025年2月中旬だと思う。
手元にはPixAIで生成した静止画はたくさんある。
これも無料で使ってる。
それをさらに動かそうってことで。無料 × 無料。
KLING AIを無料で使う

本来は有料で使ってほしいサービスだろうけど。
無料プランで楽しもうという話。
制限事項はいろいろとあるけど、許容できないレベルじゃないと思ってる。
KLING AI(くりんぐ えーあい)は中国で開発されたサービス。
動画生成モデル。
「KLING」がモデル名みたい。
英語で使えるから。なんとなく分かると思う。
動画を生成するには、どこかのタイミングで、メールアドレスを使ったユーザー登録が必要。
Web版でもアプリ版でもいい
Web版を使うかアプリ版を使うかは好みなんだけど。
ぱっと見で、Web版でしかサインアップ(ユーザー登録)ができないっぽい。
生成のところになれば、Webもアプリも使い方はほぼ変わらない。
アプリは使うのにログインが必要で、その画面でサインアップができないんだよね。
メールアドレスとパスワードは準備して。
ユーザー名とかクレカ番号とかは不要。
Gmailのフリーアドレスでサインアップできた。コードが送られてくるから入力するというタイプ。
名前とかクレカ情報とか電話番号とかは入力しないから、安心感はあるかな。
月のクレジット内で

月ごとにクレジットが支給されるシステム。
無料プランだと、166クレジット。
このクレジットを使って動画生成などのタスクを実行させる。
月166クレジット内で作業してれば、無料で使える。
機能制限もあるけど。
5秒の動画を生成するのに20クレジット必要。
当然、課金すればクレジットは増える。
本格的に使いたいなら、コストをかければいい。
価値観はそれぞれだから。
AI動画をしっかり生成させたいなら、パフォーマンスはいいんじゃないかな。
機能制限内で
生成タスクのコストだけじゃなく、機能制限も関係する。
無料プランだと、いくつかの機能制限がある。
当たり前だよね。
お金払ってる人たちのリソースの残ったところを使ってるんだから。
「VIP」というところを避けて使う。
それでも、5秒の動画は生成されるし、品質は問題ないと思ってます。

スマホアプリね。
ホーム画面からスタート。
真ん中のプラスボタンをタップするところから。
静止画を動画にしたいから、「Image to Video」で。



各部の設定を入れてきます。
プロモードは有料: 「標準」を使う
「モード」(Mode)を「Standard」にしないと無料で使えない。
ひとまず「Professional」は3回試せるけど、コストが必要だしね。
設定は、初期画面だとまとめられてる。
「Professional Mode」とか「5s」とか書かれてるところをタップ。
展開されたら「Standard」をタップ。

無料で使うなら、「Standard」一択。
生成スピードを重視したモード。

プロだと、スピードと品質のバランスを調整できるんだろうか。
トライアルできても、15クレジット多く消費するのはちょっと。。
複数候補は有料: バリエーションは「1」で
まとめられてる設定類の中に、生成数の選択あり。
「Variations」というところ。
無料で使うなら「1」で。
PixAIで画像生成するときには4枚生成されるが。
動画はコストがかかるだろうから。
「1」なら悩まなくていい!
透かしなしのDLは有料: 透かしありでダウンロード
生成後、ダウンロード時の選択。
ダウンロードは、プレビュー画面の右上。
アイコン形状で分かる。

ダウンロード時に透かし(Watermark)を入れるかどうか。
透かしありだと、「KLING 1.5」という文字が入った動画になる。
無料で使うなら、入れるしかない。
この画面で、SNSへの共有も可能。
ダウンロードされる動画形式はMP4。
元画像のアスペクト比に合わせてくれる模様。
最新モデル「KLING 1.6」を使えるぞ!
画面最上部で選択。
2025年3月初旬の時点で、最新版モデルは「KLING 1.6」。
Kling AI としては最新てことで、できることが増えてるという紹介動画がホーム画面で流れる。

無料ユーザーも最新版が使えるのはありがたい。
「VIP」ではなく「NEW」と書いてあるだけね。
せっかくだから最新版がいいよねって話。
インフラが高速化されたのか、生成速度は上がったように思う。
画像はFHD以上がいいかも
動画生成に使う静止画の解像度は、1080pに耐えられる大きさがいいのではないかと。
つまりFHD以上。1920×1080という数字。
タテヨコ逆でも考え方は同じ。

アプリからの写真へのアクセス権は認めてあげましょう。
PixAIで生成してる画像サイズは小さいので、サイズ変更アプリで引き延ばしてる。
引き延ばしによって、画質は荒くなってる。
綺麗にするAI技術も存在するんだけど。。
AIイラストだから。そこまでの精密さは求めてないのよ。
PixAIで高解像度の画像を生成することもできるんだっけど、それだけコストが必要だしね。
プロンプトも指定できるが
動画生成にあたって、プロンプトも指定できる。
任意(Optional)項目だから、なくても大丈夫。
英語で書かなきゃいけないし。。
アプリでhDeepSeekの機能を使える。
候補を出してくれたりするが、英語だな。
上の動画で指定したプロンプトは以下。(DeepSeekアプリに書いてもらった。)
She is kicking the water surface with her feet, creating splashes, while waving her hand with a smile.
動画の生成時間にはムラがあるが
モデル、画像、モード、秒数、バリエーションなどを指定すると、画面最下部にどれくらいのコストになるかが表示されていて、生成(Generate)のボタンを押せる。
最安は20クレジット。
生成に入る前、無料プランだと、プロモーションが表示されると思う。冷静に閉じよう。
生成に入れば、画面が下のように切替わる。

生成タスクが進行してしまえば、他のことをしててもいい。
ただし、同時並行での生成タスクは実行できない。やりたければ課金。

生成までは、速いと数十秒。
遅くても数十分といった印象。
以前は2日とか要してたけどね。
マイページをぼーっと眺めてたら、生成完了に合わせてサムネイルに表示が変わった。

サムネを選択してプレビュー画面に入れる。
生成数が少ないから気にならないけど、多くなったら、絞り込み条件とかは便利に使えそう。
月8回生成できる計算
5秒の動画を20クレジットで生成してくれる。
月のクレジットが166だから、8回までは無料枠。
週2回。
土日で1回ずつかな。
無料プランでも、課金以外でクレジットを増やせそうな雰囲気もあるんだが、もうちょっと研究が必要かもね。
もうしばらく使ってみて。
課金するかどうか決めよう。しないと思うけどw
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