・・・JPCZが発生し・・・
JPCZ!?
なんじゃのりゃ。
JPCZ
日本海寒帯気団収束帯
最近よく聞くような。。
けど、去年聞いた?
いつから使われてるんだろ。。
気象業界ではふつうの言葉なんだろうけどね。NHKの天気予報でも使われてるから、一般的なことばってことでいいんだよな。
JPCZって?
「Japan sea Polar air mass Convergence Zone」の略称。
日本語では「日本海寒帯気団収束帯」。
- Japan sea: 日本海
- Polar air mass: 寒帯気団
- Convergence: 収束
- Zone: 帯
国際問題になりそうな単語も入ってるけど。
ひとまずこれで。
雪雲が帯状に発達する現象ってことね。
詳しくは、それ相応の専門記事を見ていただくとして。
冬の日本海側(ときには太平洋側)の天気に影響を与える現象って理解でいいんだろう。
JPCZの登場機会
最近になって耳にするようになったと思うんだよね。
つまり、2022年になって初耳みたいな印象。
線状降水帯と同じくらいの時期なのかなぁ。。
気象予報士さんたちが使ってるように見えるから、間違いなく気象用語。
流行りとかじゃないと思うんだけど。。
一般化してきたのか、他の言い方ができないからなのか。
メカニズムが分かってきたから堂々と使われるようになってきたのか?
いくつか調査。
ウェザーニューズ
こーゆーやつの先駆的な人々。
気象関係で新しいことする人たちだもんな。(ただのイメージw)
過去の投稿を遡ろうってわけで、後述しまーす。
NHK
テレビ放送といったらNHK。
使えることばが厳しく決まってる印象。
ゴールデンウィークって言わないもんね。大型連休って言うもんね。
そんな人たちも使ってる四文字略語だからな。
解説記事があって、投稿は2022年12月。
ガイドラインを変更したってことなのかなぁ。
Tenki.jp
日本気象協会。
なんか硬い感じするからさ。
解説記事があって。
登校日は2022年1月。
「JPCZ」が市民権を得るかねって話をしてる。
てことは、この時点で比較的新しいことばって認識。
やっぱ2021年冬あたりから露出が増えたのか?
10年以上前までさかのぼれた
ウェザーニューズの投稿を見つけて、これがいちばん古そう。
2018年1月に公開されてる。
けどURLを見ると2017年12月(公開の前月)にはサーバーに上げられてる模様。
でもって、出典の記載部分に注目。
参考資料として載ってる資料。
「そのとき山陰地方には日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)が発生していた」,『季刊SORA』2011冬号vol.13,p32-p33,IDP出版
2011年に出版された専門誌(?)ってことだな。
出版社はいいとして、内容を書いてるのはウェザーニューズさん。
2011年12月発売なんだって。このときには「JPCZ」ってことばがあった。
もっと細かいことを言えば、紙媒体なんだから、発売の2か月以上前には文章が存在してたことになる。
これより前にはさかのぼれなかった。
継続調査だな。
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