2025年にEOLになる製品やサービスがあります。
何も対応しないとリスクですので、すぐになんらかのアクションを!
もう時間がありません。
2025年
待ったなしの対応
使用中の製品やサービスのEOLは確認しておきましょう。
いくつかのマイクロソフトの製品がサポート終了になります。
タイミングが10月に集中しています。
情シス担当者は要確認です。
サポート終了関係のカレンダー
結局はマイクロソフト関係になるわけですが。
注目のEOLをカレンダーにしました。
これら以外にもあります。
- 2025.3.31Microsoft Visual Studio App Center
- 2025.10.13Microsoft Windows Server 2022
- 2025.10.14Microsoft Windows 10
Microsoft Office 2016
Microsoft Office 2019
Microsoft Visual Studio 2015 - 2025.11.11Microsoft Windows 11 Version 23H2
- 2026.7.14Microsoft SQL Server 2016
- 2026.10.13Microsoft Office 2021
2026年の2件はオマケです。
来年のことも考えておいた方がよいということで。
クラウド環境でも要注意
ときどき、「クラウドでシステムを動かしているからOSサポートとかは大丈夫」といったお話を伺うのですが。。
大丈夫ではないです。
サポート終了が絡むのは、OSだけではなく、ミドルウェア、ソフトウェア、アプリケーションなど様々です。
「クラウド環境」とひとまとめにしてしまうと考え方が整理しにくくなってしまうので、どのようなサービスなのかということを認識しておきましょう。
たとえば、クラウド環境のサーバーだけを利用している(IaaS)場合、OSは自前で用意しています。サポート期限の確認が必要です。もしインフラまでクラウド環境(PaaS)だとしても、アプリケーションのサポート期限は確認しておく必要があります。
使用中の製品、サービス、アプリなどの情報はまとめて確認しておきましょう。
サポート終了にともなう影響
サポートが終了すると、問題は大きく2つと考えられます。
- メーカーやベンダーからのサポートを受けられなくなります。
- 万が一事故があったときに説明が苦しくなります。
個人で利用しているだけなら、多少のスケジュール超過は大きな問題にならないかもしれませんが、企業活動として利用しているばあい、それなりのリスクになります。
特に、万が一とはいっても、何かあった場合には説明が苦しくなります。
もし、取引先から自社の機密情報が漏えいしたとして、原因がサポート期限超過のサービスだったとしたら、キレますよね。逆のことを起こさないように、EOLは管理、対応しておきましょう。
EOL(End Of Life)とは
読んで字のごとく。
サポート終了、サービス終了、生産終了といったことです。
メーカー(ベンダー)側の責任が終了するといった考え方です。
すべての製品やサービスにはEOLがあると考えておきましょう。
古くなったものをいつまでもサポートし続けるという考え方ではなくなってきています。
EOLを導入時に確認しておくことが重要ですが、確認が漏れていた場合には、利用中の確認でも問題ありません。担当営業さんがいらっしゃるようなら、すぐに確認です。
分からない場合には、製品パッケージや約款などでも確認できます。
インターネットでも検索すれば確認できることがほとんどです。
まったく分からない状態のものは、使わないほうがよいと思います。
EOLのリスクが分からないまま使うことになるからです。
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