Windows 11の次の年次アップデートは「バージョン 26H2」。
いつ配信されるのか、気になっている方は多いことでしょう。
Microsoftは、まだ一般提供開始日の正式な日付を公表していません。

Windows 11
バージョン 26H2
ただし、何も分からないわけではありません。
Microsoftは26H2を「Windows 11の次の年次アップデート」と位置付け、これまでどおりの年次更新の系譜にあることを明らかにしています。
さらに、過去5回の大型更新はすべて9月下旬から10月末に始まりました。
この記事では、現時点の公式情報を整理したうえで、過去の実績から26H2のリリース時期を予測します。
ここでいう「リリース日」は、段階的展開が始まる一般提供開始日です。
PCや地域によって実際にWindows Updateへ表示される時期が遅れる場合があります。
26H2の一般提供は、2026年9月下旬から10月上旬が最も有力です。
ただし、これは過去の一般提供開始日とMicrosoftの年次更新方針から導いた予測であり、確定情報ではありません。
26H2とは: 2026年後半に予定される年次の定例更新
Windows 11 26H2は、Microsoftが2026年の後半に提供する年次機能更新として案内しているバージョンです。
MicrosoftのWindows 11は、原則として、年の後半に機能更新を提供する年次サイクルを採用しています。
バージョン名の「26」は2026年、「H2」はその年の後半を意味します。
24H2、25H2と続く通常の年次更新の流れに位置付けられるため、対応PCでは大規模なOS入れ替えではなく、有効化パッケージ(eKB)による短時間の更新になる見込みです。
Microsoftは、24H2または25H2から26H2への移行について、同一のサービスブランチを活用する小規模な更新になると説明しています。
2026年8月17日付の公式リリースノートでは、26H2はWindows InsiderのExperimentalチャネル向けビルドとして案内されています。
Microsoftは26H2がRelease Previewへ進む際に追加情報を出すとしており、一般提供の特定日はまだ示していません。
注意: 26H1は「26H2の前段階」ではない
「26H1が出たなら、次は26H2へ更新される」と考えるのは自然です。
しかし、26H1は通常の年次更新とは別の、対象を絞った特別なリリースです。
26H1は、2026年初頭に登場した一部の新しいハードウェア向けのバージョンです。
最初の対象は、Qualcomm Snapdragon X2シリーズ搭載機で、既存の24H2/25H2搭載PCにWindows Update経由で提供されるものではありません。
つまり、一般的なPC利用者が26H1を探して導入する必要はありません。
さらに重要なのは、26H1搭載PCは26H2へ直接アップグレードできない点です。
Microsoftによると、26H1は24H2、25H2、26H2とは異なるWindowsコアを使っているためです。
26H1搭載機には将来の別リリースへの更新経路が用意される予定ですが、26H2がその行き先ではありません。
したがって、今回の26H2の時期を考える際に基準にすべきなのは、26H1の2月リリースではなく、21H2から25H2までの秋の年次更新です。
これまでの傾向: Windows 11の大型更新は秋
21H2から25H2までの一般提供開始日を、Microsoftの公式発表で確認しました。
比較しやすいよう、古い順に並べます。
日付は各公式発表に記載された現地日付です。(日本時間にすると日付が1日ずれます。)
| バージョン | 一般提供開始日 | 曜日 | 更新の位置づけ |
|---|---|---|---|
| Windows 11 21H2 | 2021年10月4日 | 月 | Windows 11の初回リリース |
| Windows 11 22H2 | 2022年9月20日 | 火 | 初の大型年次更新 |
| Windows 11 23H2 | 2023年10月31日 | 火 | 年次機能更新 |
| Windows 11 24H2 | 2024年10月1日 | 火 | 年次機能更新 |
| Windows 11 25H2 | 2025年9月30日 | 火 | 年次機能更新 |
5回の開始日は、最も早い22H2が9月20日、最も遅い23H2が10月31日でした。
ばらつきはあるものの、すべて秋の時期に収まっています。
特に直近では、24H2が10月1日、25H2が9月30日と、9月末から10月初旬に集中しています。そして、火曜日です。
この傾向は偶然ではありません。
Microsoft自身が、Windows 11の年次機能更新を「暦年後半」に提供する方針を明示しています。
したがって、過去の実績は製品方針とも整合します。
予測: 26H2は「9月下旬〜10月上旬」が本命
以上を踏まえると、26H2の一般提供開始は2026年9月下旬から10月上旬と予測するのが最も妥当です。
幅を持たせて見るなら、過去5年の実績に収まる9月20日〜10月31日が基本シナリオになります。そのなかでも、直近2年の実績と年次更新のリズムを重視すれば、9月末〜10月第1週が中心候補です。
| 予測の粒度 | 想定時期 | 根拠 |
|---|---|---|
| 広い予測範囲 | 2026年9月20日〜10月31日 | 21H2〜25H2の一般提供開始日がすべてこの範囲にある |
| 中心的な予測 | 2026年9月末〜10月上旬 | 24H2は10月1日、25H2は9月30日に一般提供開始 |
| 日付を予測 | 2026年10月6日 | 10月上旬の火曜日 |
しつこいですが、予測はあくまでも予測です。仮定の話であって確定ではありません。
AIに指摘されました。
ここで注意すべきは、過去の傾向が日付を保証するものではないことです。
Windows Updateの配信は互換性データや品質状況を見ながら段階的に広がります。
正式に公開された後も、すべての対応PCに同じ日に表示されるわけではありません。
また、Insider向けの機能は削除や変更されることがあります。
Experimentalチャネルで見えている内容は、そのまま一般提供版の確定機能とみなすべきではありません。
いま使っているPCで何をすればよいか
現在24H2または25H2を使っている場合は、特別な準備を急ぐ必要はありません。
月例更新を適用し、Windows Updateを通常どおり利用していれば、26H2の一般提供開始後に対象PCへ順次案内されることでしょう。
26H2は24H2/25H2と共有のサービスブランチを前提にした更新であるため、対応環境では比較的軽い導入体験になる見込みです。
一方で、業務PCや重要な周辺機器を使っている場合は、表示された直後に更新するのではなく、ドライバーや利用中のソフトウェアの対応状況を確認してから進めると安心です。
これは26H2に限らず、年次更新全般に共通する基本的な考え方です。(月次パッチとは考え方が若干異なります。)
正確な開始日が発表されたかを確認するなら、MicrosoftのWindows Release HealthとWindows Blogを確認してください。
SNS上の予想日や非公式ISOの情報は、正式発表と混同しないよう注意が必要です。
予測はできるので
Windows 11 26H2の正式な一般提供日は、2026年8月19日時点で未発表です。
ただし、Microsoftは26H2を暦年後半の年次更新として案内しています。
21H2から25H2までの実績を見ると、2026年9月下旬〜10月上旬に始まる可能性が高いと考えられます。
そこで、リリース日を2026年10月6日(火)と予測しました。
26H1は新しいハードウェア向けの限定版であり、通常の年次更新の流れには入りません。
一般的な24H2/25H2搭載PCでは、26H1を意識するよりも、26H2の正式案内を待つのが適切です。
予測は予測にとどめ、導入判断はMicrosoftの正式な一般提供開始の告知を確認してから行いましょう。


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