Bluetooth とは
技術的な話ではなく、どう考えるかをざっくりと書きます。
厚生労働省の新型コロナ対策アプリ「CACAO」に絡んだ話だと思います。
Bluetoothは、近距離通信のための電波の種類の名前です。
10メートルくらい飛ぶ電波
「ぶるーとぅーす」です。
近距離通信のための規格のひとつがBluetoothです。
いろいろあるうちの一つです。
最近のスマートフォンにはほぼ標準搭載です。
もともとの思想は、パソコンの周辺機器を無線接続することです。
キーボードやマウスやイヤホンマイクの接続を標準化しましょうという考え方です。
また、データの送受信も可能です。
細かくはいろいろできる規格です。
いろいろできてしまうと、何を使っているのかが分からなくなって不安ということがあるかもしれません。
バージョンがいくつかあって、主に消費電力と通信距離が異なります。
スペックとしてバージョンも記載されます。
今回はあまり気にしなくてよろしいかと。
確認が面倒なので。。
おそらくV4とかです。上位互換です。
近距離の電波だからこその特徴
対応機器同士で、直接通信できます。
そしてお互いのおおよその距離が分かります。
あくまでも機器対機器です。
GPSのような観測点を使うわけではなく、お互いの位置関係で計測します。
今回話題のCOCOAでは、この近接センサーのような機能だけを利用するということです。
近くに長時間あった端末の情報を自分の端末内に保存しておきます。COVID-19に感染した人は、アプリで端末の情報を厚生労働省に送ります。厚生労働省では、感染が報告された端末の情報を定期的に各個人のアプリに配信してくれます。
手持ちのアプリに保存されている情報内に、感染したと報告のあった端末情報があれば、教えてくれるというしくみです。
Bluetoothを使うデメリット
何にでもデメリットはあります。
Bluetoothを使うことで考えられるデメリットをあえて考えると、次の3つです。
まず、電池消費です。
これまでBluetoothを使っていなかった場合は、電池が減るスピードが少しだけ速くなります。
劇的な違いはありませんが電波を出すことになりますので、少し、変わります。
次に、Wi-Fiへの干渉です。
特に古いタイプのBluetoothと古いタイプのWi-Fi電波だと、干渉すると言われていて、実際感じたことがあります。
最近は感じません。めちゃくちゃ古くなければ大丈夫でしょう。
最後に、周りの電子機器への干渉です。
特に気にするべきは航空関係なのだと思います。
フライトモードにするとBluetoothは切れますので。
設定方法と注意
手持ちの機器がBluetooth対応かどうかは、設定メニューを確認すれば分かります。
いずれにしても、アプリ内からコントロールできますので、状態確認程度でよろしいかと。
Androidの場合、通知センターにアイコンがあるかどうか、あるいは、設定内に「接続」のような項目があるはずです。
設定検索で探してみてもよろしいかと。
オン/オフは表示されているボタンで行います。
iOSには、Bluetoothが標準搭載です。
ただし、iOSのバージョンを最新化してください。
コントロールセンターか設定アプリ内で操作できます。
上記のとおり、Bluetoothは電波ですので、干渉にはご注意ください。
飛行機の離着陸の際は、念のためフライトモードにしましょう、
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