Windowsに標準で付属してくるテキストエディターといえば「メモ帳」(Notepad)です。
タブ方式に変わってしばらく経ちました。
タブが大量に残っている!というお話を伺いましたので。。
メモ帳のタブ
どう使うか決めておこう!
Windowsの標準のメモ帳でタブが溜まってきてしまったら、運用見直しか、設定変更です。
タブを一括で閉じられるとよいのですが。。
保存確認の操作の関係で無理なのでしょうか。
確認環境は Windows 11 Pro(バージョン 23H2) です。
今回関係するのはバージョンナンバーです。
古いものだと、メモ帳がタブ対応していないです。
タブが溜まってきました?
メモ帳がタブ式になりました。
複数のテキストファイルを開くと、ひとつのウィンドウに複数のタブというかたちで展開されていることでしょう。
メモ帳でファイルを開くと、新しいタブで開かれるようになっていますよね。
このままメモ帳を閉じているのだと思います。
追って別のファイルをメモ帳で開くと、前のタブの状態はそのままに、新しいタブでファイルが展開されるのだと思います。
ということを繰り返すと、どんどんとタブが溜まっていきます。
上のイメージではタブが3つですが、10以上になってしまっているとかいったこともあるようです。
あまり多いと、一括で閉じたくなりますよね。
分かります。
すべてのタブを閉じるために
詳しくは後述しますが、すべてのタブを閉じるメニュー項目は現状ありません。
追って追加されるかもしれませんが。
目下は、運用で回避するか、設定を変更してしまうかの2択だと思います。
どちらかでよいでしょう。
自前環境のことですので運用回避も可能かと思いますが、設定を変更してしまえば、あれこれ考えずに済みます。
デメリットを許容できれば問題ありません。
運用を見直す
開いたタブを必ず閉じる運用にすればよいのです。
ウィンドウ右上のバッテンではなく、タブのバッテンを押します。
徹底すれば、柔軟な運用が可能です。
設定を変更する
メモ帳の設定で、ファイルを開くときに前のセッションを引き継ぐかどうかを指定できます。
なお、メモ帳の設定は、メモ帳画面の右上にある歯車アイコンです。
設定は即時反映です。
「OK」などのボタン類はありません。
日本語が分かりにくいかもしれません。。
ひとまずこの操作ですべてのタブを閉じてから、設定を戻して、運用を徹底するかたちでもよいでしょう。
一括で閉じる操作がない
「ファイル」のメニューにはいろいろと項目があるのですが。
すべてのタブを閉じるような項目はありません。
Edgeのような感覚ではないのです。
それらしい名前のものはあるのですが、動きが期待しているものではないですね。
- タブを閉じる: 見えているタブが閉じられます
- ウィンドウを閉じる: メモ帳全体が閉じられます(が、あらためて開けばタブは復活します。)
- 終了: メモ帳全体が閉じられます(が、あらためて開けばタブは復活します。)
ウィンドウを閉じるのと終了するのとでは、厳密には違うのでしょうが。
ユーザーからの見た目は同じです。
タスクマネージャーのプロセスをみても、双方とも消えています。
タスクバーを見ても、メモ帳が動いているだけです。
アクティブタブのファイル名だけが表示され、すべてのタブを閉じる操作はありません。
プロセスはタブの分だけ
ちなみに。
というお話です。
タブがたくさん開いていても、アクティブになっているものだけがプロセスとして動いています。
タスクマネージャーで確認しました。
アクティブになっていないものは閉じられているということだと解釈できます。
履歴が表示されているという感覚ですね。
そもそもテキストファイルですから、そこまで動作に負荷を及ぼすものではないでしょうが。
アクティブタブだけが開いている状態なら、非アクティブなタブがいくらあってもプロセスへの影響はなさそうです。
運用にするか設定にするか、好みの世界ですね。
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