
メールを設定してください。
アカウントを確認してくださいね。

アカウントって何?

え~っとですね・・・
アカウント = 口座 です。
もともとは会計系のことばですが、メールアカウントという場合だったり、ITの世界だったりで使う場合には、契約者IDみたいなことで、まずはざっくりと理解すればよろしいかと思います。

- メールアカウント: ユーザー情報
- メールアドレス: メールアカウントに関連付けられたアドレスそのもの
ただし、メールアドレスをメールアカウントとして扱うこともある。
メールアドレスは私書箱の住所

メールアドレスは、ユーザーが電子メールを受け取るときに、識別してもらうものです。
電子的な郵便と考えるので、メールアドレスは宛先住所です。
家の住所ではなく私書箱の住所と考えたほうが、いろいろと理解しやすいと思います。
メールアドレスは全世界的に一意になる文字列です。インターネットの世界では、全世界共通のルールです。
「宛先」のことだと理解してください。
メールアカウントは契約者ID

アカウントは、ユーザーがメールアドレスを取得するために登録する、一意の識別情報です。直訳だと口座です。
メールシステムを運用する事業者に対して、サービスを利用する側の情報を預けます。この管理のためのものです。
Gmailを使うのであれば、名前や生年月日などの情報を登録して、Googleアカウントを作成します。
会社のメールは、社員番号ごとに管理されているはずです。学校のメールなら学籍番号ですね。
サービスを利用するためのIDだと理解してみてください。
メールアドレスとメールアカウントは異なる概念のものです。
と覚えておいてください。
アカウントとアドレスは1対多

ひとりの契約者が、複数のアドレスを持つことがあります。
有料、無料にかかわらず、仕様の許す限り、アドレス持ち放題です。
当サイトだけでも4つのアドレスが運用されています。
銀行に顧客登録(ID取得)されると、普通預金だけでなく、定期預金や外貨預金も利用できます。このような考え方です。
ひとつのアドレスを複数の人で使うことは、原則ありません。
例外として、グループアドレスや共通メールアドレスという運用もありますが。。
あくまでも例外です。
最近はメールアドレスの共有など流行らないですよ。
スマホで使っているメールボックスは、他人には見せないですよね?
実際はサービスによる

ひとつのアカウントに複数アドレスと説明しましたが、これはあくまでも一般論です。
メールアドレスを使わせてくれるサービスによっては、ひとつのアカウントにひとつのアドレスということもあります。
メールアドレスをアカウント名として使っている場合が当てはまります。
そうした場合でも、メールアカウントということばとメールアドレスということばは厳格に違うものです。
アカウントは契約者IDだというアバウトなところから覚えておくと、使っているうちに詳しい理解が深まることでしょう。
余談: メールシステムを自前管理すると

ちなみに、少し余談になりますが、メールシステムを自分で自分だけのために作ったと仮定してください。
自分しか使いませんので、アカウント登録は不要です。
誰のことを考えるでもなく、好きなだけメールアドレスを自分用に発行して使えばよいのです。
そうしたことも可能です。
考え方のひとつとして、記憶の隅に置いてください。
「アカウント」とはメールだけではない

「アカウント」は契約者IDだという話をしました。
何かしらのサービスを利用する場合には、提供者からユーザーIDなりアカウントなりが発行されます。
ユーザーが好きなものを選べたり、自動で文字列が割り振られたりします。
サービス提供側は、アカウント名でユーザーを識別します。
システム的には、一意の文字列なのです。
メールもサービスの一種になり得るので、まずはアカウントを作成して、メールアドレスを取得するという流れになったと思います。(メールアドレスがアカウントそのものになる場合があるので、2段階ではなかったかもしれませんが)

そしてメールサービス以外のサービスでは、アカウントとしてメールアドレスを登録する場合があるのです。
方向が逆になって、話がややこしくなるところではあります。。
たとえば、マイクロソフトアカウントは、メールアドレスをIDとしてログインします。YouTubeも、Amazonも、Twitterも、です。
LINEのアカウントは、電話番号がIDですね。
何かのサービスを利用する際には、アカウント登録するのです。
個人の情報ですので、大切に。IDとパスワードはしっかり管理しましょう。

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