マウスセンサーの種類と違いを徹底比較!(仕事用やゲーミングなどの選び方も)

「マウスの動きが悪い」
「思ったところにカーソルがいかない」
そういったストレスを感じたことはありませんか?

その原因は、マウス本体の故障ではなく「センサーの種類」と「使っている場所(机やマウスパッド)」の相性が悪いだけかもしれません。

現在市販されているマウスには、主に5つのセンサー方式が存在します。
それぞれに得意なことと不得意なことがあり、用途や使う環境によって最適なものは異なります。
ここでは、マウスセンサーの種類ごとの特徴、精度、価格帯などを一覧表でわかりやすく比較し、あなたにぴったりのマウス選びをサポートします!

マウス

マウスのセンサー
何がよいでしょうか?

リモートワーク用に新しく買ったマウスを使おうとしたところ、カーソルが飛んでしまい全く使い物にならなかったというお話を伺いました。
よく聞いてみると、ガラスのテーブルで使っているとのこと。そしてそのマウスは「赤色LED(光学式)」でした。
ガラス面が最も苦手なタイプだったのです。

マウスは見た目や持ちやすさで選びがちですが、実は「底面にあるセンサー」が使い勝手を大きく左右します。
仕事で長時間使うのか、カフェのガラステーブルで使うのか、それともFPSなどの激しいゲームで使うのか。
用途に合わせてセンサーを選べば、日々のパソコン作業のストレスは劇的に減らすことができます。

マウスセンサーにはいくつかの種類がある

光学マウスのセンサーは、机の表面に光を照射し、その反射を内蔵された小型カメラ(CMOSセンサー)で毎秒数千回撮影することで、移動量や方向を検出しています。
つまり、マウスの底面にあるセンサーで机やマウスパッドの表面の様子を読み取り、その移動量をパソコンに伝えているのです。

照射する光の種類(光源)がいくつかあります。
現在主流となっているのは以下の5種類です。

  1. 光学式(赤色LED)
  2. BlueLED(青色LED)
  3. レーザー式
  4. IR LED(赤外線LED)
  5. 高性能ゲーミングセンサー(PixArt製など)

それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

1. 光学式(赤色LED)

最も歴史が古く、現在でも安価なマウスに多く採用されているベーシックな方式です。
赤色のLED光を照射して読み取ります。

  • メリット:
    とにかく価格が安く、種類が豊富。
    布製マウスパッドや木目の机など、一般的な環境であれば十分な性能を発揮します。
  • デメリット:
    ガラス面や光沢のあるツルツルした机、真っ白な面では光が反射や透過してしまい、うまく読み取れません。

2. BlueLED(青色LED)

赤色LEDの弱点を克服するために開発された方式で、波長の短い青色LEDを使用します。

  • メリット:
    赤色光よりも拡散率が高く、わずかなホコリや凹凸を感知できるため、光沢面や布の上でも比較的安定して動作します。
    現在の一般的なマウスの主流です。
  • デメリット:
    完全に透明なガラス面では読み取り精度が落ちる場合があります。

3. レーザー式

不可視のレーザー光を照射して読み取る方式です。
LEDよりも圧倒的に高いコントラストで表面をキャプチャします。
つまり、精度が高いのです。

  • メリット:
    非常に精度が高く、LED方式が苦手とする光沢のある面でも確実に読み取れます。
    細かい操作が求められるクリエイティブな作業に向いています。
  • デメリット:
    価格がやや高め。
    また、マウスを持ち上げた時に反応してしまう距離(リフトオフディスタンス)が長い傾向があり、FPSゲームなどには不向きな場合があります。

4. IR LED(赤外線LED)

波長の長い赤外線を使用することで、消費電力を極限まで抑えた方式です。

  • メリット:
    圧倒的な省エネ性能。
    ワイヤレスマウスにおいて、電池1本で数ヶ月〜1年以上駆動するものもあり、電池交換の手間が省けます。
  • デメリット:
    読み取り精度は赤色LEDと同等レベルで、光沢面やガラス面には弱いです。

5. 高性能ゲーミングセンサー

「PixArt PMW3395」や「Razer Focus Pro」などのキーワードです。
競技用ゲーミングマウスに搭載される、極めて高精度な光学式(主に赤外線)センサーです。

  • メリット:
    1ピクセル単位の精密なエイムや、超高速なフリック操作を正確にトラッキングします。
    リフトオフディスタンスも極限まで短く調整されています。
  • デメリット:
    高価です。
    搭載マウスの価格が1万円〜3万円以上といった価格帯です。
    一般的な事務作業にはオーバースペックです。

センサー種類別の比較一覧表

それぞれのセンサーの特徴、精度、省エネ性能、価格帯を一覧表にまとめました。
主観を含む相対評価です。

センサー種類通称総合精度光沢面での精度ガラス面での精度省エネ性能価格帯の目安主な用途
光学式赤色LED××1,000円〜3,000円一般的な事務作業、ネットサーフィン
BlueLED青色LED2,000円〜5,000円場所を選ばない普段使い、テレワーク
レーザー式レーザー4,000円〜8,000円画像編集、CAD、クリエイティブ作業
IR LED赤外線LED××2,000円〜4,000円外出先での利用、電池交換を減らしたい人
ゲーミングPixArt等👑×10,000円〜30,000円FPS/TPSなどの競技ゲーム、eスポーツ

ガラス面での精度は、透明度や厚みによって動作が異なります。
完全に透明なガラスで使う場合は、各メーカーの独自技術「ULTIMATE BlueLED」や「Darkfieldレーザー」搭載モデルを選ぶ必要があります。

何に使うかによって決める!おすすめの選び方

マウス選びの結論は、「あなたがどんな環境で、何に使うか」によって決まります。

お仕事や普段使い

  • 迷ったらコレ!「BlueLED」:
    自宅の木目デスク、カフェのテーブルなど、様々な環境で安定して使いたいならBlueLEDが最もコスパが良くおすすめです。
  • 電池交換が面倒なら「IR LED」:
    ワイヤレスマウスの電池切れストレスから解放されたい方、持ち運び用としてカバンに入れっぱなしにする方にはIR LEDが最適です。

デザインや動画編集

レーザー式

普段使いの延長ではありますが。
ピクセル単位の細かい作業が求められることが多ければ、高精度なレーザー式が適しています。
クリエイターはこれでしょう。

ゲーム(FPSやTPSなど)で使う場合

迷わず「高性能ゲーミングセンサー(PixArt製など)」

VALORANTやApex LegendsなどのFPSゲームをプレイするなら、一般的なセンサーでは急激なマウスの振りに追いつけず「スピンアウト(カーソルが飛ぶ現象)」を起こしてしまいます。
最低でも1万円前後の、PixArt製センサー(PAW3395など)やLogicoolのHEROセンサーを搭載したゲーミングマウスを選びましょう。
これらは布製マウスパッドの上で最高のパフォーマンスを発揮するように設計されています。

開き直りもありつつ

マウスのセンサーは、価格や用途によって明確な違いがあります。
「安いから」と適当に選んでしまうと、使う机の素材によっては全く反応せずストレスを抱えることになります。

自分の作業環境(机の素材)と用途(仕事かゲームか)を照らし合わせて、最適なセンサーを搭載したマウスを見つけてくださいね!

ここまで書いておきながら、マウスパッド側で工夫するという方法もあります。
マウスパッドを持ち歩かないといけないというデメリットはありつつ、コストパフォーマンスを考えてマウス選びを楽しんでいきましょう!

この投稿を書いたのは・・・
Blog Admin

ガジェットが大好きで、ほぼ毎月何かしら調達しております。
無駄遣い扱いされたくないのと、何かの役に立つかと思い、記録を書くことにしたのでした。

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こんなスタイルで生活している中での備忘録を書いています。

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