ウィルコム(旧DDI Pocket)のPHSを使っています。
すでにPHSの新規受付停止時期は発表され、停波は時間の問題です。
(あれ?今はワイモバイルでしたっけ??w)
誰とでも定額を無料にするキャンペーンに続いて、別のキャンペーン連絡が来ております。
movaの停波を思い出すと、まだ何か追加のキャンペーンがありそうだと考えています。
ワイモバイルが躍起になる背景
以前も書いたことですが、PHSへの投資をやめて、携帯(そしてスマートフォン)に資源を集中するためです。
PHSは儲からないのですね。
この先には、5Gの世界も見据えています。
楽天が第4勢力として立ち上がってきますので、携帯電話事業はこれからどんどん変化していくことでしょう。
各種キャンペーン
すでに案内が来ていた特典に加えて、たて続けに2つほど案内をもらいました。
- 「スーパーだれとでも定額」月額料無料
- PHS下取りキャンペーン
- 機種代金一括100円
無料、キャッシュバック、大幅値引きと、キャンペーン勢ぞろいです。
使用料に関する特典が2つ、機種に関する特典が1つです。
まだあると思うのですよ。
「スーパーだれとでも定額」月額料無料
すでに実施中のキャンペーンです。
2018年1月14日までに機種変更(自動的に携帯電話回線へ移行)すれば、その次の機種変更までは「スーパー誰とでも定額」のオプション料金(1,000円)が無料です。
「スーパーだれとでも定額」は通話時間・回数ともに無制限、国内通話がかけ放題の通話定額サービスです。
現在のPHS利用スタイルが通話メインならば、かなりお得です。
PHS下取りキャンペーン
現在利用中のPHS端末を9,600円で下取りしてくれるものです。
買い取ってくれるのです。
ただし、スマホへの機種変更時のみです。
下取りのスタイルが独特で、400円を24か月にわたって支払ってくれるそうです。
これはつまり、毎月の使用料から400円割り引きますということです。
実質、使用料の割引キャンペーンなのです。
キャンペーン期間は、2018年2月28日までです。
機種代金一括100円
アウトレット端末として、「AQUOS CRYSTAL Y2」を100円で販売するものです。
2016年2月の機種です。ほぼ2年前です。確かに、型落ちアウトレットと言えますね。
ベゼルレスで防水と、機能的にはイケてる機種だと思います。
ただし、搭載OSが古いのは大変な問題です。
Snapdragonのプロセッサーを搭載しているものの、やはりパワー不足だと思います。
そもそも、このキャンペーンの狙いは、PHSユーザーをスマホユーザーにすることです。
これを機にスマホを使うというのはよいのですが、この機種では、早い段階で次の機種への変更が必要になると考えられます。
そうなってしまうと、機種変更のタイミングで誰とでも定額を無料にするキャンペーンの恩恵を受けられなくなります。
危険な罠に見えてきました。
スマホ乗り換えの方にシフトしている?
実質的な割引キャンペーンが打たれたことで、毎月の払いを変更することなく、スマホへの移行を考えそうな雰囲気です。
でも、そこまで甘い話でもないと思います。
スマホの方が儲かりますから、キャリアとしてはスマホにしてもらいたいのでしょう。
以前考えた、ケータイプランでの使用料シミュレーションは以下でした。
- 現状維持(メールそのまま、2回線保有): 1,681円~6,181円
- 1回線引継(メールそのまま、1回線保有): 1,234円~5,734円
- ミニマム(メールアドレス破棄、1回線保有): 934円
新しいキャンペーンを利用した場合のスマホプランでの使用料を考えてみます。
- 現状維持(メールそのまま、2回線保有)
- ミニマム(メールそのまま、1回線保有、携帯データ通信使わない)
機種代は明らかに高くなりますが、それはお買い物なのでここでは考慮外です。
メールアドレスの引継ぎは、自分で何某の設定をすることになります。
方法はHPに載っているので問題ないでしょう。
データ通信のところがフワっとしているので、金額は目安です。
現状維持
メールアドレスを移行して使用し、子回線も利用します。
なんだかんだ使っちゃうでしょうから、スマホプランMをターゲットにします。
- 1年目: 2,580円~(スマホプランM 2,980円 – PHS下取り 400円)
- 2年目: 3,580円~(スマホプランM 3,980円 – PHS下取り 400円)
平均すると、毎月3,080円~です。
設定されている高速通信量は6GBなので、ちゃんと管理すれば超過することはないでしょう。
子回線はケータイプランです。
機種代が必要ですので、計算に入れておきましょう。
ミニマム
Wi-Fiでのみデータ通信すると決めておけば、スマホプランSで十分に運用できるはずです。
- 1年目: 1,580円~(スマホプランS 1,980円 – PHS下取り 400円)
- 2年目: 2,580円~(スマホプランS 2,980円 – PHS下取り 400円)
平均すると、毎月2,080円~です。
ケータイプランのミニマムとの差はかなりのものですが、それ以外のプランとはいい勝負になりそうです。
いつ変えるのか
考え方はいくつかあります。
- ケータイに変える
- スマホに変える
- 最後まで変えない
悩ましいところではありますが、サービスや製品は使ってこそです。
自分にとっての特が最優先だと思います。
ケータイに変える
ケータイに変更するなら、もう新しい機種は出てこないので、早めに決断した方がよいです。
同じようなことを考える人はいるものです。
いざ変更しようとして、在庫がなかったら、うっかりスマホに切り替えてしまうかもしれません。
しっかりと、何が優先なのかをメモなどに書いておきましょう。
スマホに変える
スマホに変えるなら、下取りキャンペーン期限の2018年2月28日がひとつの目安になります。
AQUOS CRYSTAL Y2 のアウトレットがいくら100円といっても、ちょっとお勧めできません。。
客寄せパンダです。
この期限(1/31)は無視してよいでしょう。
下取りキャンペーンも、期間延長は考えられます。
ちなみに、スマホは新機種がどんどん出てきます。
直近のねらい目は、Android One X3 です。Oreoが使えるのは魅力的です。
nexus シリーズ亡き後、このシリーズに注目しています。
この機種への変更を考えるなら、発売時期の1月下旬に、素直に切り替えてしまえばよいのです。
最後まで変えない
PHSサービスが終了するその日までずっと使い続けるという猛者は、現状のままにするか、最新機種に変えておくかの2択です。
電話専用機は、けっこうな耐久性があります。
すでに防水防塵で、ガラケー機能はひととおり揃っています。
今さら何を変えるというのでしょうか。
というところでしょう。
mova停波の時には、最後の最後は無償交換になったはずです。
知り合いがやっていました。
電池がかなりヘタってしまって大変だったようですがw
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