G Suite(旧Google Apps)のアカウントでGoogleのメールとカレンダーを使っています。
Chromeでの利用も便利ですが、せっかくMicrosoft Officeのライセンスがあるので、慣れ親しんだOutlookも使いたいということはよくある話です。
なんだかんだでOffice製品が使いやすいのですね。
Googleさんはしっかりそのあたりを把握されていて、『G Suite Sync』というかたちで、OutlookでGoogleのメール、カレンダー、連絡先を同期する仕組みを提供されています。
G Suite Syncを使う
以下にてアプリが提供されています。
正式名称は『G Suite Sync for Microsoft Outlook』です。(旧名称は「Google Apps Sync」です)
Google Apps Sync for Microsoft Outlook
すべて英語で書かれていますが、ダウンロードのボタンはひとつですので迷うことはないと思います。
右上の「Download G Suite Sync」を押せば、対象アプリのダウンロード処理になります。
ブラウザーの設定に応じて、ローカルにexeファイルを保存します。
「googleappssyncsetup.exe」というファイルがダウンロードされます。(ここには旧名称が残っていますw)
次項のことを認識したうえで、自己責任でexeを起動します。
いきなり起動しないで、ぜひ次項を確認した方がよいと思います!
起動すると(Windowsの実行確認があって)、インストール処理が進んでいきます。
Google Appsにログインするステップがあるくらいで、何を操作するかは画面を見れば分かるようなつくりです。
導入に当たって知っておくこと
exeなので、Windowsでの実行確認があります。管理者権限が必要です。
念のため、会社名などを確認した方がよいと思います。
それ以外で、インストールするときにやっておくことと、インストール後に起こることを書いておきます。
Outlookが起動していると怒られる
Outlookを起動させたままセットアップを実行すると、処理が止まります。
必ず、Outlookを終了させてからセットアップを起動するようにしないと、二度手間ですw
念のため、諸々のアプリは終了させておいた方がよいでしょう。
プロファイルが増える
セットアップが終わると、専用のプロファイルがOutlookに作成されます。
もともとデフォルトプロファイルがあると、プロファイルが複数になります。
うっかり事前にOutlookをセットアップしていた場合も同じです。
複数プロファイルの運用は、ちょっと手間です。
プロファイルを整理するか、デフォルトプロファイルを切り替えるか等して、起動をスムーズにできます。
常用のプロファイルを指定すれば、Outlook起動時にプロファイルを選択しなくてよくなります。
最初の同期には時間がかかる
初回起動時には、Googleアカウントの情報をまるっとOutlookに読み込みます。
そのため、時間もかかるし通信量も多くなります。
うっかり外出先で、モバイル回線を使ってしまうと、通信量(通信料)が大変なことになります。
ご注意ください。
アプリの使い勝手
OutlookでGoogleのメールやカレンダーを利用したければ、『G Suite Sync for Microsoft Outlook』を利用するのが唯一無二の方法です。
現状、手元環境や周りの人たちの様子を見ても、大きな問題は起こっていません。
メールもカレンダーも連絡先も、自動で同期されているので、なかなか使い勝手はよいと感じています。
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- シリーズ: G Suite
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