Microsoft Teams を使ってテレビ会議をする機会が増えました。
かつてのSkype for BusinessとLyncは統合され、Microsoft 365(旧称 Office 365)群内に「Teams」となりました。
チャットと電話会議とビデオ会議のアプリです。
いつものように使っているはずなのに、突然エラーメッセージが出てくることがありますよね。
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Microsoft Teams
マイクが動作していません
どんどん使いやすくなってきています。
便利に賢く使いたいものです。
Teamsにはブラウザー版とアプリ版があります。
主にブラウザー版を使っているのですが、アプリ版も同じようなかたちだと思うので。
「マイクが動作していません」
たとえば・・・
電話会議やテレビ会議のために、Teamsを立ち上げて待っていると、先方から呼び出されました。
通話ボタンを押して、いざ会議を始めようとしたところ、画面には注意メッセージが!
「マイクが動作していません」
相手の声はスピーカーから聴こえてくるのに、こちらから話しかけても、相手方には聞こえていないようです。
・・・といったような状況だと思います。
辛いですよね。
マイクはしっかり接続されているように見えるかもしれません。
電源関係も問題ないはずです。
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ですが、メッセージが表示されるということは、Teamsはマイクを認識していないのです。
この問題に対処します。
落ち着いて、順を追っていきましょう。
確認手順
前提として、マイクが正しく接続されていること、電源が入っていること、ミュートになっていないことを確認しましょう。
前提をクリアーしているならば。
確認する手順は、以下の3ステップです。
- 選択候補を確認
- マイクの接続状態を確認
- Teamsを再起動
1のところで、接続済みのマイクが候補に出るようでしたら、切り替えて問題は解決されます。
接続しているはずのものが出てこなければ、2以降に進みます。
1. 選択候補を確認
機器の設定は、画面上に表示されるメニューから遷移します。
(メニュー配置が更新されていますが、項目名は変わっていないはずです。読み替えてください。。)
表示されたメニューの三点メニュー(その他の操作) → デバイスの設定を表示する
「デバイスの設定を表示する」を選択すると、画面の右側に、デバイスごとの動作状況が表示されます。
スピーカー、マイク、カメラをプルダウンから選べるのです。
今回はマイクの部分を確認します。
プルダウンをクリックして、使用したいデバイスが表示されるようでしたら、選択すれば問題は解決です。
対象がない場合、Teamsがデバイスを認識していないと考えられます。
次のステップへ進みます。
2. マイクの接続状態を確認
マイクがプラグ接続やUSB接続の場合は、念のため、抜き差ししてみてください。
これで、上記の選択肢に現れれば解決ですが。。
おそらく出てはこないと思いますので、Teamsの接続はいったん切りましょう。
映像が出ているようなら、ジェスチャーなどで相手に知らせてあげてください。
会議中でもチャット機能は使えますので、メッセージを送ってあげるのも丁寧です。
ブラウザー版の場合は、ブラウザーを閉じます。
アプリ版の場合は、アプリを閉じます。
その後、マイクを接続しなおします。
対応するアプリがあるようなら、デバイスの再接続後に、PCへの接続状況を確認できるとよいです。
設定でも確認できます。
Windowsマーク → 設定 → システム → サウンド
「サウンド」の中の「入力」がマイクです。
選択肢に表示されていますか?
表示されていれば問題ないです。次のステップへ進みます。
ここに表示されていない場合は、PCがデバイスを認識していません。
もともと繋がっていたものでしたら、PCを再起動する必要ありです。
初めて繋ぐものでしたら、型番を調べて、ドライバー関係で問題がないか確認しましょう。
ちなみに、ここではアプリごとにマイクとスピーカーはどれを使うか、決めておけます。
余裕があれば、設定内容は確認しておくとよいです。
3. Teamsを再起動
PCがデバイスを認識しているようなら、サービスを立ち上げ直せば、Teamsもデバイスを認識してくれます。
デバイスの接続状態は、通話中でないと分かりません。
相手にかけ直して、設定状況を確認しましょう。
ちゃんと説明すれば分かってもらえると思います。
機械とサービスのせいですから、自分に100パーセントの責任があるタイプの問題とは異なります。
落ち着いて行動を
慌てて対応してしまい、接続確認やアプリ起動の順番を間違えると、なかなかうまくいかない場合があります。
ぜひとも落ち着いて対処してください。
順番どおりに確認していけば、そこまで深刻化はしないはずです。
再発防止策としては、あらかじめデバイスの接続状態を確認しておくことです。
PCとの接続状態を確認しておくだけでも、だいぶ違うと思います。
あるいは、予定時間よりも早く、接続だけは繋いでおくなどで、大事な会議で問題が深刻化することを避けられます。
先に書いたとおり、Teamsのデバイス接続は、通話中でないと確認できません。
ご検討を。
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