SaaSってライセンスないの?
必要でしょ。
なんでそんな話に?
IT導入補助金の資料がナゾで。。
ソフトウェアライセンスとは
問題のところを読んでみたが。
確かに難しいな。
他人が作ったソフトウェアを使うからには、お金がかかろうとかかるまいと、使用許諾は確認が必要。
ただし「ライセンス」ってことばを会計の世界から見ると、資産計上するものってことなんだな。
アプリの「ライセンス」
そのアプリを使っていいとゆー許しが得られた状態を証明する資料。けっこうな確率で紙です。
アプリ(アプリケーション、ソフトウェアとも)って、それだけ持っててもだめで、利用するための許可が必要なの。
使用許諾とかって言い方も。
購入時にセットになってるものもあれば、別に購入しなきゃいけないものもある。
フリーミアムモデルで導入して、一定期間経過したとか上位機能を使いたいとかいったときに、相応のライセンスを買う。とか。
ソフトウェアに関連する概念のお話。
こうなってくると、SaaSも同じようなお話。
SaaSの最初のSがSoftwareだからね。
サービス形式で提供されるといっても、あくまでもソフトウェアだからな。
必ずライセンスがある。
つまり、SaaSであったとしてもライセンスはある。
会計の「ライセンス」
ソフトウェアの購入代金は、無形固定資産として5年(60か月)償却。
これに尽きる。
そんな話だから、会計関係で「ライセンス」とか「ライセンス契約」とかいったら、買い切りのソフトウェア(= アプリ)のことなんだよ。
SaaSは費用として処理される。
「ソフトウェア」とかで費用計上ね。
利用にあたってはSaaSの使用許諾を確認してるわけだが、どーゆーわけか、ライセンスとは言わない。
問題の発端部分では、この話をしたかったんだろう。
立場の違いもある
SaaS提供側だと、サービスの開発が必要ですね。それから提供。
その時使う勘定科目は研究開発費。
本体は無形固定資産のソフトウェア。
ユーザーから先払で料金を徴収するとなると、前受金てのも登場する。
利用料集めも楽じゃない。
請求と入金のタイミングによっては、売掛金で処理しなきゃね。
特にBtoBだとな。
サービス提供側はソフトウェアを所有するわけだから、そこは資産だね。
販売 vs 提供 でよくね?
ライセンス販売とSaaSを並列されると、違和感がすごい。
モノを販売する立場と、サービスを提供する立場に分かれるんだ。
しっかりと分類できているように見えるものの。
「ライセンス」はいずれにしても必要なはずだからなぁ。。
SaaS利用だってライセンスは必要なんだよ。
けどここは会計語で考えろってことだな。
販売されて、固定資産化ですね。
ひらがなと漢字が安心だよね
カタカナじゃなきゃ表現できないものは一定数あるとしても。
ひらがなと漢字で説明できるものは、そうして誤解を少なくしたい。
かっこよさそうみたいな使われ方はウザさしか残らないぞ。
会計関係って独特だよね。
きっちりしたことは会計士さんとかに確認しなきゃ分からないし。。
カタカナとアルファベットで書いちゃうけどさ。
SaaSにもライセンスは必要だけど、会計的なライセンス購入は必要ないよ。
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