WindowsならRPAが無料で使えますよね?
Power Automate で自動実行できる認識なのですが。
Power Automate は無料版と有料版があります。
タスクをスケジューリングしたいなら、有料版が必要です。
Power Automate
無料版 vs 有料版
Windows OS に付属しているツールはたくさんあります。
RPAのように使えるPower Automateもそのひとつです。
無償ツールのように見えて、フリーミアムモデルのサービスと理解しておいたほうが分かりやすいでしょう。
ライセンスの種類が意外と多い
現状では8種類もの種別があります。
そのうちのひとつが、Windowsの無料版というわけです。
公式サイトに書かれていることは、相変わらずよく分からないですよね。。
Power Automate のことだけでなく、Windows Server、Microsoft 365、Dynamicsなどをある程度分かっていると見やすいのかもしれません。
分からないことばが多ければ、それだけ分かりにくいですからね。
あくまでもサービスですので、他のサービスとの組み合わせでどうなのかとかいった話になってくるわけですね。
無料版でやれることのイメージ
いわゆるアテンド型の画面マクロのようなものです。
人間が起動して、画面の操作をPower Automateが肩代わりしてくれます。
処理を実行している途中で人間が操作を奪うと、フローの組み方によっては、処理の競合が発生します。
たとえば、画面を切替えてアクティブウィンドウで何かするような処理を組んでいた場合、人間が途中でアクティブウィンドウを変えてしまうと、Power Automateで想定した処理になりません。
個人で利用することに向いていると思われます。
- 人間の処理と競合しないようにフローを組んでおく
- フローを実行したら置いておく
- フローを実行して帰る
上記のような運用ルールを決めておき、徹底できれば問題ないわけです。
組織になると厳しそうな印象です。
有料版でやれることのイメージ
大きくは2つでしょう。
- バックグラウンドでの実行
- スケジューリング
いわゆるRPAのように使いたいとか、バッチ処理として使いたいとか、けっこうシステム化されたような処理を担当させる感じです。
Dynamics 365 や Power Apps との連携も想定するなら、やはりシステム構築といった色合いが強いと思います。
まず使ってみてから
フリーミアムモデルですよね。
まずは無料版から使ってみて、業務に活用できそうか考えてみればよいのだと思います。
すでにスケジュールして使うことが有効だと分かっているのであれば、費用対効果を考慮したうえで、有料のライセンスを選定すればよいのですよ。
RPAという言葉が流行ってはいたものの、Excelマクロと変わらないような側面もあります。
自動処理が野良化しないようには気を付けておきたいものです。
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