msgファイルをOutlookなしで開く方法

Microsof 365を契約しているのですが、Outlookをあまり使っていないのです。
基本的にはWebメールを使っています。
メッセージアプリや電話でも連絡して、ローカルのメールアプリなしでも運用が回っています。

ちなみに、Outlookを使っていない理由は、GWSMOがWin11の24H2に非対応だからということもあります。

「.msg」ファイル

拡張子が「.msg」のファイルは、一般的には、Microsoft Outlookのメール単体のファイル形式です。
ひとつのメールをファイルｎ保存すると、標準ではmsgファイルになります。
これはOutlookの独自形式のため、テキストエディターなどで開いても中身が分かりません。

同じOfficeの仲間たち、たとえばWord、でも開くことはできないのです。

新しいOutlookだと、「.eml」がサポートされているようです。
こちらの形式だと、テキストエディターやブラウザーでも中身が分かるはずです。

保存する側としてできることは、相手がOutlookを使っているかどうか確認しておくことです。
使えるのかどうか分からないのであれば、誰でも見られそうなPDF形式で保存して送付するとよいでしょう。

Outlookが使えない人はけっこういる

Windows PCをお仕事で使っているとあまり感じないかもしれませんが、Outlookを使わない人は一定数いらっしゃいます。
たとえば以下のような人たちです。

• スマホで仕事
• Gmailを使っている
  • Googleのサービスが中心
  • Chrome OSを使っている
  • Android端末を使っている
• iCloudメールを使っている
  • Macユーザー
  • Appleのサービスが中心
• Web版のOutlookを使っている
  • Microsoft 365 Basic
  • Officeを買っていない

おおまかな一例です。
上記のような人たちは、msgファイルを受け取っても、すぐに中身を確認できない可能性があります。

boxという選択肢

クラウドストレージサービスの「box」を使えば、msgファイルもプレビューできます。
フリープランでよいのです。（回し者ではありません。手持ちのアカウントがあるので活用していますという話です。）

boxの特徴は、暗号化や容量無制限が目立ちますが、強力なプレビュー機能も大きな特徴です。
業務に使うようなファイル形式であれば、ほとんどカバーされていると思います。
オフィスアプリは当然として、Adobe Illustratorなどの画像関係のファイル形式にも対応しているので重宝しています。（手元にアカウントがないので。）

逆に、テキストメモがときどき文字化けして困るくらいです。。ｗ

フリーソフトもあるが

ネットで調べると、msgファイルを開けるいくつかのフリーソフトがありますが。。
どこまで信用してよいのか判断できず。
しかも、業務PCだとインストールが制限されている可能性もあります。

クラウドストレージがどこまで信頼できるのかという疑問はあるかもしれませんが、boxならそれなりに長く続いているサービスでもあります。
業務PCで使えるかどうかはさておき、ひとつの選択肢だと思います。