レンガの積み方が気になる(フランドル積みとイギリス積み)

レンガの積み方って、いろいろあんのね。
あんまり気にして見てなかったんだけど、よく考えれば、強度とか手間とか見た目とか。
いろんな要素があるよね。

フランドル積みとイギリス積み

先日の猿島とか観音崎の取材で、けっこうレンガ造りの建物を見た。
サーバー見てたら、木骨レンガ造の世界遺産まで出てきてw

奥深い!

ネットから学ぶレンガの基礎知識

まずはGoogle先生に聞いてみて。
さしあたってうまいことまとまってるのは、やっぱWikipedia。

煉瓦 - Wikipedia

特に積み方の話だから。

有名どころとして、フランドル積み(Flemish Bond)とイギリス積み(English Bond)があって。他にも積み方はある。
ちなみに「フランドル」は、ベルギー全土からフランス東北部の地名。てことで、日本では明治期に「フランス積み」と誤訳されたんだって。

他に、長手積みとか小口積みとか、立てたり寝かしたり、すき間をつくったり。

そんでもって、レンガにはちゃんとした規格があります!
規格どおりのものだったら、あちこちで調達しても問題なく収まるはず。
いきなり「ようかん」とか言われて、びっくりしてる人がいたねw

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明治初期に流行ったフランドル積み

江戸幕府が終わって、明治になると、日本各地でいっきに近代化が進んでく。
その中で、いろんな建造物がつくられた。

そこで流行った積み方が、フランドル積みだったって。

猿島の砲台や関連施設

猿島の建物はフランドル積みだったでしょ。
それを見に行ったわけだし。

フランドル積み

猿島にある構造物。長手と小口が交互になってる。フランドル積み。

構造物とトンネル

トンネルのアーチは積み方が違うとか、その周りの処理のしかたとか。すごい。

レンガの色がカラフルになっちゃってるのは、材料の質とか焼く時の温度とかにムラがあるからなんだって。
イマドキのレンガは揺らぎがなくて、逆におもしろくないのかねw

富岡製糸場の工場も!

んで、1872(明治5)年に建てられたってゆー富岡製糸場
明治初期の建物。世界遺産!!

富岡製糸場(東繭置場)

木骨レンガ造で瓦屋根

フランドル積みだ!!

ただのレンガ造ではなく、木骨が入ってる。
おかげで内部は広い空間を確保できてる。

富岡製糸場(内部)

広い空間を確保

機械が置かれてたんだもんね。
屋根は瓦だもんな。

世田谷公園のミニSLの格納庫

写真ないんだけど。
ググったらいくつか出てくる。

表側の化粧だけなのかもだけど。見た目はフランドル積み。

いつ建てられたものなのか、不明。
まさか明治初期ってことはあるまいて。
もっかい昼間に行ければ、ちゃんと取材してきます!

明治中期以降はイギリス積みが多い

明治初期はフランドル積みが流行ってたけど、手間なんだろうね。
その後はイギリス積みの建物が多くなる。
強度的にも、イギリス積みが有利だと考えられてたんだって。

手元資料を紐解いてみた。

三菱一号館美術館

1894(明治27)年に建てられた三菱一号館を復元して美術館にした建物。

表の写真はないんだけど、モチーフにしたオブジェがあって。

東京駅 出口12

丸の内パークビルディングへの連絡路(東京駅の出口12)横にあるオブジェ.

レンガ積みに見える。
たぶん、それっぽく造ったんだと思う。

美術館の外観は、しっかりイギリス積みレンガ。
すごくイギリスっぽい建物で、レトロとかロマンとかゆーことばが似合う建物だよね。

東京駅は小口積みに見えるが

けっこう前に大修理できれいになった東京駅丸の内側の駅舎。
辰野金吾の代表作だよね。
国の重要文化財。
1914(大正3)年12月20日に開業。

見た目は小口積みぽく見えるんだけど。。

主構造はイギリス積みなんだって!

走りながら

行幸通り。走りながら撮影w
先の方に東京駅の駅舎が見える。

積み方見えなきゃしょうがないんだが。。w
仲間に入れたげて。

アニメでも気になるレンガの積み方

最近はあんまり観ないんだけど。
ちょっと前、ってかかなり前?w

プリンセス・プリンシパル HP画面ショット

プリンセス・プリンシパル』とゆーアニメがありまして。
2017年夏期放送。
これは観てた。

プリンセス・プリンシパルのレンガは、ちゃんとイギリス積み。だが・・・
『君の名は。』の作画ミス発見の件以来、アニメの作画の細かいところが気になるのですw

おもしろいアニメだったんだけど、細かいところで甘かったみたいw
SFだし、小さなことだよね!

舞台がイギリスだから、レンガの積み方もイギリス積み。

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いろんなことを知ると楽しい

レンガの積み方はいろいろ。
見た目にこだわるとか。強度を考えるとか。

端っこの処理とか仕上げ方法によってもいろいろ。
細かいことを気にしながら、建物を楽しく眺めたいと思うよ。
そこには歴史があるんだよ~

やっぱフィールドワークだな。
取材に出よう!
写真を撮ろう!!

コメント

  1. 中田敏明 より:

    煉瓦のフランス積み、イギリス積みを写真見たいのですが。できれば、fbで

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