eスポーツの大会がオンライン化できない話(インターネットと物理的距離)

誰か
誰か

eスポーツならオンライン大会を簡単にできるんじゃ?

SunShine!
SunShine!

遅延が発生するからたぶん無理。
直結回線を整備すれば実現するかも。

インターネットの通信

電気信号をやりとりする仕組みだから。
物理的な距離が意外とけっこう影響する。
保証されてるわけでもなく。絶対といっていいくらい遅延するんだよ。LINE電話遅いでしょ?

プロゲーマーさんたちは1秒未満のフレーム単位で戦ってるからかな。

将棋とかなら大丈夫だろうけど。。

一瞬の判断だからプロになれる

「スポーツ」とはいえ、「プロ」だからな。
超人的なことしてるわけよね。
普通のことしてたらプロにはなれんよね。

かっこいい!

たとえば格ゲー。
アバター同士の戦いだけど、そのアバターのほんの僅かな変化に反応して、適切な対応を繰り返せた人が勝てるんだと。

プロの目線がとこ向いてるのか知らんけど、フレーム単位で違いを見てるって教えてもらった。
リアルタイムで攻守が繰り広げられるような種類のゲームは、通信での勝負は向かないって。
みんなが同じ条件じゃないといけないから。
結果として同じ会場ってことになる。

ビデオゲーム

現在の技術水準でも、条件を合わせることはできようが。
コストパフォーマンス悪いよな。。

電気通信は遅れるよ

映像も操作も、電気信号に置き換わる。
オンラインだと、ちょっと遅れるんだよ。

シロウトのレベルなら、ちょっと遅れたなってことで済むわけだが。
プロの世界じゃそうはいかない。
フレーム単位の戦いになったら、0.1の差は大きい。

とにかく。
インターネット回線は遅延するんだよ。

絶対的な距離

ネットの情報は電気通信。
突き詰めれば電子が動いてる。
途中で光信号に変わることもあるが。

レベル上げ

発信元と着信先では電気信号。

地球の裏側に到着するには。
光の速度で1秒間に地球7周半。
なら、15分の1秒だね。0.07秒
光で、真っ直ぐならね。
変換とか処理とかあれば、確実に0.1秒以上かかるよね。

中継点の数

インターネット

通信経路の話。
インターネットを実現してる回線は直結じゃない。
相手に到着するまでに、あちこちのサーバーとかとかを経由してく。
信号はパケットって単位に分割されて、それぞれがパラパラに相手先に向かうわけ。

道の数は無数にあり、通貨経路のパターンは天文学的数字。
無限と言って差し支えなかろう。

人工フラクトライト

いくつの中継点を通ってるのか。
謎。
分かんないの。
調べりゃ分かるんだけど、とてつもなく大変。意味がない。
この瞬間はこっちのルートだけど、次の瞬間はあっちのルートってイメージね。

ベストエフォート

インターネットの世界の合言葉。
ベストエフォート!
最善の努力をしますということで、保証しますという世界ではありません。

止まってもやりなおせばいいってのが基本的な考え方。

SAOAGGO 第5話

通信だけに限って考えても、到着は保証されてない。
通信経路は一つとは限らず、空いてるところを経由しながら、最終到達点に向かうわけ。
これは巡回セールスマン問題とは違う。
通信相手にたどり着くためにとにかく移動してくイメージ。
戻るのもあり。

そんな世界なんだよ。
みんな善意で届けてくれてるんだよ。

直結線があればいいが

だから、遅延しない繋がりを作れば課題は解決できる。あるいは、全員が同じ遅延ならよし。
各端末の条件がいっしょで、それを証明できる必要もある。
つまり以下のような条件が整えばいい。

  • 減衰の少ない直結回線で繋ぐ
  • 会場間の線の長さを同じにする
  • 使う機器の仕様を揃える
  • 条件の一致を証明できる
法律書

ハード面とソフト面の両方を整えるわけね。
既存技術で実現可能だけど、新設しなきゃだね。
世界各国にeスポーツ用の新しいネットワークを作らなきゃ。物理的にね。

すぐには無理だな。。

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