先日実施された『テレワーク・デイ』では、約6万人が参加したそうです。
それって多いの?少ないの?
参加率が気になったので、東京23区の昼間人口を調べてみたよ。
あと、主にSankeiBizの記事を参考にしました。
基礎数
今回のテレワーク・デイに参加した団体数は、900。参加人数は、6万人。
東京23区の昼間人口は、平成22(西暦2010)年の国勢調査の結果によると、11,711,537人。うち15歳以上就業者は、6,641,364人。(約664万人)
東京都の会社企業数は2012年統計値で約170万社。(前にも書いた値)
数字マジック!
テレワーク・デイ参加人数は、就業者の約1%ということになります。(0.9%なんだけどオマケねw)
23区に絞ったのにこの値です。。(東京都の就業者総数だと約817万人)
テレワーク・デイ参加企業数は、お話にならないので計算しませんw
企業以外も含めて900団体で、母数は170万。
ここは考え方も難しい数字だし。参加人数で規模感は分かる!
さて、気になるのが個別企業、団体の参加人数。
SankeiBizの記事に書いてあったのは以下3団体。
- 経産省: 930人
- NTTデータ: 3,000人
- Yahoo: 2,900人
上記の合計が、6,830人。
参加人数の1割を占めていることになります。
3団体で1割w
そして、残りの897団体で53,170人。
どう思う?
2020年のオリンピック期間中に、公共交通機関の混雑を緩和させることが目的なんだって。
そもそも、当日の電車、実際空いてた??
いつもどおりの安定混雑だったと思う。。時差Biz期間内でもあるのに。。
今日はテレワークの日でしたか。
どうりで電車がいつも通りの混雑だと思った!(笑)— wnkhs (@wnkhs_net) 2017年7月24日
ロンドンオリンピックの際には成功したらしいです。約9割が参加したんだって。
5年前にできたことだから、技術的にはまったく問題ないわけです。
でも、なんでこんなに普及しないのか。
日本人だから?
リーダーシップ??
交通機関の混雑を緩和させたいなら、休日にしちゃえばいいよ。
どうせ必要な人は休日出勤するだろうけど、ひょっとしたら、代わりにテレワークするのでは?w
ピークシフトが目的なら、ビジネスタイムだけ全体で2時間くらい手前にシフトさせちゃえば?
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