以前Outlook 2010で作成したマクロを同じOutlookで実行しようとしたところ、どうも動いていないのです。
何も反応なしでした。
ちょっと困ったので、備忘録です。
対象は、Outlook 2010以降なのでしょうか。。
後で聞いたら、Outlook 2013でも同じことが起こっていたようです。
マクロを実行できない設定らしい
VBAを起動して当該マクロを実行したところ、以下のようなメッセージが出ました。
このプロジェクトのマクロは無効に設定されています。マクロを有効にする方法についてはオンラインヘルプまたはホストアプリケーションのドキュメントを参照してください。
この環境でマクロを作成して、実行までしていましたのに。。
そういえば、Windowsの更新はありました。あれがよくなかったのでしょうか。でも、Excelのマクロは問題なく動きます。謎すぎです。
ちなみに、ここで「ヘルプ」を押しても有益な情報は得られませんw
マクロの設定を変更した
マクロのセキュリティ設定があることは分かっていたので、状況を見てみることにしました。
リボンの「開発」タブ内に、「マクロのセキュリティ」というボタンがあります。
これを押すと、「セキュリティセンター」が表示されます。
「マクロの設定」を確認すると、「デジタル署名されたマクロに対しては警告を表示し、その他のマクロはすべて無効にする」になっていました。
ここ変えてないのですが。。
きっと署名云々なのだと思ったので、「すべてのマクロに対して警告を表示する」に変更しました。
配置的にセキュリティレベルが落ちるようにも見えるのですが、毎回自分でしっかり判断すれば済む話です。上と本質的には変わっていません。(手間は増えそう?)
「OK」を忘れずに。
設定変更してもマクロは実行できなかった
設定完了したので再びマクロを実行しましたが、やはり動きませんでした。
ここが一番の悩みどころでした。
が・・・
Outlook再起動!
セキュリティ関連の設定は、往々にしてアプリケーションの起動時に読み込まれるものです。
ウイルス対策ソフトとかもそうなっているように見えます。
ということで、Outlookを再起動しました。
通知が出ます
再起動後、あらためてマクロを実行しようと「開発」タブの「マクロ」を押したところ、このタイミングで警告(通知)が出ました。
このボタンを押すと、候補のマクロが表示されます。その実行時に通知が来るのかと思っていました。
メッセージは以下ですが、今回実行したいマクロは自作したものなので「マクロを有効にする」を押しました。
セキュリティに影響を及ぼす可能性のある問題点が検知されました
This Outlook Session
マクロが無効にされました。これらのマクロには、ウイルスが含まれているか、その他セキュリティ上の危険性がある可能性があります。このファイルの発行元が信頼できない場合は、このコンテンツを有効にしないでください。
マクロを無効にしたのはあなたでは?
ファイルって?
そもそも通知なの?警告じゃないの?
などなど、理解が追い付かないメッセージではあります。もう少しわかりやすくしてくださると嬉しいです。
無事、動きました
通知が閉じた後は、「マクロ」ボタンがいつもどおりに動作し、候補のマクロが表示されました。
日常に戻りましたw
選択したマクロも普通に動き、解決です。
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[…] マクロのセキュリティ設定を調整します。 これはOffice共通の設定なので、以前Outlook用に入れたものと同じです。 […]