【Excel】「~」(チルダ)の置き換えや検索ではエスケープ文字を活用!

Excelを編集していました。他の方からいただいた資料の修正です。
フォントの関係だと思うのですが、『~』(半角チルダ)が全角の『~』のように使われていまして。。

Excel

チルダのエスケープ

Ctrl + F で「置換」すればよいのです。
と思っていたら、そういえば簡単な話ではなかったですね。。

Excelの基本機能です。
今回の検証環境は Excel 2010 ですが、いずれのバージョンも仕様は同じです。

Excel作業では、半角『~』は、あまり使わない方がよさそうです。。

結論

検索でも置換でも、以下のように指定します。

~~

以上です。

Excelで、エスケープ系の何かは、二つ続けるのが基本思想です。
今回のチルダも、連続して書くと、記号そのものとして認識してもらえます。

エスケープに関しては、次項にて。

Excelで「~」は重要な意味を持つ

エスケープ文字です。
検索や置換で、値をワイルドカードにしたくないときに使います。

エスケープをエスケープするという、少しややこしい話だったのですw

読み方など

あらためまして、「~」は『チルダ』と読みます。

一般的な用法に関するお勉強は、上記のリンクからどうぞ。
日本語だと「波線符号」なのですね。

Excelでの用法

ワイルドカードのエスケープです。

検索や置換の際、あいまい検索するために使う記号に、「*」(アスタリスク)があります。
「*田*」を検索すれば、「山田」も「田中」も検索できるというものです。

ところで、数式での「*」は積算(掛け算)を意味しますので、多用されていると思います。

では、数式「=1000*1.08」を検索したいときにはどうすればよいでしょうか。

そのままの文字列を検索窓に入力すると、「=1000+500+1.08」などがヒットしてしまいます。
「*」は「空白を含む何でも」という意味になっているからです。
そこで、「1000~*1.08」と書きましょう、というルールなのです。
これで、「*」を探すことになります。

まとめ

上述のように、チルダは意味を持つ文字なので、扱いがややこしいというお話でした。
慣れてしまえば大した話ではありません!

最初は引っかかって、思いもかけないほどの時間をとられたりするものです。
地道に知識を拡げていきましょう。

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