フロッピーディスクくらい知ってるよ!
使ったことあるもん!!
えっと。記憶方法は同じような感じで、いろいろ規格があった。密度がどうとか。
あと、いろんな大きさがあった。
最初に見たPCにはFDD(フロッピーディスクドライブ)しかついてなかった。2個ね。
PC起動すると、BASICが立ち上がるの。
そこから、外部記憶媒体関係は高速化。そして小型化。
CD-ROMでちょっと大きくなったけどw
SSD方面でいけば、micro SDまで小さくなった。これ以上小さくすると管理が難しいよね。
便利な世の中だ!w
記憶容量
「フロッピー」と呼ばれてた記憶媒体。
磁気記憶ディスクとか言われる。
記憶容量は、ものにもよるけど、だいたい1.2~1.4MB。
フォーマット規格によって違うんだよね。
今どきの写真は入りません。
肥大化したExcelファイルとかWordファイルとかも記録できません。
どうしても記憶させて持ち運びたいときは、バイナリで分割させたりね。
当時はメールで送るなんてありえないからね。
だって、インターネットが普及してないんだもん。
従量課金で、大きなファイル送るとお金かかるし、受ける方もお金かかるし。
転送サービス使ったら、もっとお金かかるし。
なにより、大容量データ(MBクラスだけどw)の送受信は時間かかるし。
そんな時代があったんだよね。
2DDとか2HDとか
出回ってた規格は主に2種類で、2DDと2HD。
ほとんど2HDだったな。
2HDは「両面高密度」というフォーマットで、これだと1.44MBまで収まる。
調べるまで知らなかったんだけど、さらに上の規格があって、9.3MBまで収まるものがあるんだって。
これなら今でもまあまあ使えるよね。
2DDはあんまり見なかったけど、両面倍密度倍トラックで640~720KB。
容量としては、もはやお話になりませんな。
普通に売られてた。
ワープロ専用機とか用?
大きさ
大きさの規格も多々あったんだけど、巷に出回ってたのは主に3つ。
「3.5」「5」「8」てやつ。
よく見るのは「3.5」。もっとも普及したもの。
もっと大きいのがあったとかなかったとか。
記録するならオープンリールだろ、とかw
3.5
固いプラケースに3.5インチのディスクが入ってて、プラとか金属系のスライドで蓋されてるの。
ドライブ内では蓋を開けて、ヘッドがディスクを読み取る、と。
ドライブに差し込んで使う。
取り出しボタンで、シュコッと取り出す感じがよかったな。
取り出しは、物理機構ではなく電気的に制御するものもあったかと。
作動中のランプが点いてる時に取り出すと、ディスクだけじゃなくドライブにもダメージがあるってゆーね。大変なお話ですよ。
ケースはまあまあの耐久力だったし、お値段もお手頃で。
PC買うと、ディスクが何枚も入っててかさばるんだよね。
OSの起動ディスクとか、付属のソフトとか、周辺機器のドライバーとか。
最近は何も付いてなかったり、USBメモリーだったり。
ハードケースといえど防磁ではなく、水にも弱い。
優しく、丁寧に、箱入りな扱いが求められるわけで。
外ケースなしで取り扱う場合と、透明なプラケースにさらに入れておく場合があった。
そういえば、防磁ケース売られてるの見たな。
5
ペラペラのケースに5.5インチのディスクが入ってるの。
ディスク部分は露出してて、触るな危険!
見たことあるのは、さらに封筒みたいなケースにしまってあった。
ドライブに差し込んだら、レバーを下ろして使う。
取り出し時は、レバーを上げる。
古いPCを触る機会がありまして、使ったことはあるんだ。
なんか音がうるさかった印象。
3.5みたいに固くないから、曲げに弱い。
ディスクが露出してるから、いろんな脅威にさらされてる。
まさに漢!
暑いと仰いじゃったりしてねw
という逸話を聞いたんだけど、8インチの方かな。
8
見た目は5インチといっしょ。
同じようにペラペラ。
大きさが違う。
ドライブの使い方もいっしょ。
媒体自体は見たことあるけど、ドライブは使ったことないな。。
8インチなら、暑い時にあおぐにはちょうどいいよね。
昔のIT系のエンジニアは、マシンの排熱で暑くなった部屋での作業なんて普通だったみたい。
先輩方から聞いた話だから、経験はないんだけどさ。
弱点
記録方法が『磁気』てことで、トラブルあったなぁ~
カバンに入れて運ぶときとか、携帯が近くにある状態が長時間続くと、データが跳ぶ。
フロッピーディスクではあるある。
何が悪いんだかはっきりとした原因は不明だけど、電磁波か磁石だと思うんだ。
実際、データを完全に消去して廃棄するためには、磁石使ってた。
それから、5インチと8インチのディスクは、そもそも曲がりに弱い。
3.5インチみたいな硬めのプラケースじゃないから、場合によっては、ディスクでパタパタ仰いでた拍子に折れ曲がることもw
折れちゃうとディスクが回らなくなっちゃうからね。。
今思うと、笑える闘いがあったんだな。
とにかく丁寧に扱うように指導されて、あおいでたら怒られたって話ですよ。
HDDが「C」の理由
フロッピーディスク1がAなの。
フロッピーディスク2がBなの。
だからハードディスクはCなの。
いやマジで。
Windows PCの多くは、OSが載ってるドライブはC、もう一つHDDがあれば、Dが割り当てられてる。
これはFDDがAてのが普通だったから。
デファクトスタンダード(事実上の標準)になっちゃった。
Windows的には、ドライブ文字列にそこまで意味はないってことなんだけど、伝統は受け継がれるのでした。
いつも目にする
太古の昔に失われたフロッピーディスク(言い過ぎw)だけど、今でもしっかり目に入ってる。
外部記憶媒体としては使ってないんだけどね。
けっこう多くのアプリで、「保存」のアイコンとして使われてる。
Office系はもちろん、テキストエディターとか、Adobe Acrobat Readerだって。
『保存 = フロッピーディスク』なんだね。
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