モバイルモニターを持っています。
映像と電源で別々のケーブルを運用していましたが。。
1本化できます!
USB Type-C
映像出力!
USB Type-C(USB-C)ケーブル1本で、映像出力と電源供給が可能です。
注意点は、ケーブルの対応する規格です。
Type-Cには規格(仕様)が複数ありますので、対応したものを選びます。
映像出力対応のケーブルはお値段がまあまあなのですが、価格相応でしょう。
USB-Cで映像出力する規格(Altモード)
まず前提知識として。
USB-Cは、HDMIケーブルのような映像出力が可能です。
オルタナティブモード(Alternative Mode)といいます。略して「Altモード」とか書かれていたりします。
また、USB-Cでは電源供給も可能です。
(電源供給は、複数規格ありますので後述します。)
モバイルモニターを持っており、以前は、映像出力をHDMIで、電源供給をUSB-Cで、それぞれ運用しておりました。
もともとのお話は、映像用ケーブルと電源用ケーブルをそれぞれ使っていたところから、両方を1本化することが狙いだったのです。
なお、安いUSB-Cケーブルだと映像出力に対応していません。
この見極めが必要です。
しっかりと対応規格を確認してください。
機能分お支払いは必要経費ですね。
複数あるUSB-Cの電源供給機能
映像出力はオルタナティブモードということで分かりました。
もうひとつ考慮すべきこととして、電源供給の規格があります。
こちらは複数あってややこしいのですが、最近では、PDとQCに対応していればよいかと思っております。別項でまとめます。
今回の選定ケーブルも両方対応です。
ちなみに電源供給規格に関しては、スマホのメーカー各社が独自の高速充電規格を持っているのですが、今回これらは無視です!
規格乱立は消耗戦ですよね。。
ものごとがややこしくなるので、ざっくり整理します。
共通規格に注目します。
Power Delivery (PD)
パソコンやタブレットを稼働させることも想定した、100W給電が可能な規格です。
たとえば手持ちのデバイスだと、Chromebookは、Type-Cで給電できます。
iPadやMac Bookなどもこの規格なので、持っていて損はないでしょう。
Quick Charge (QC)
Androidスマホの対応規格です。
高速充電のためのものです。
バージョンが複数あって困ったものです。。
一応、最上位バージョンは、旧版への互換性を確保してくれています。
プロセッサを供給しているQualcomm社が取りまとめてくれている規格ですので、みなさんこれに乗っかっていただけるとよいのですが。。
規格対応で探すが
Amazonで検索しました。
規格名を入力してみても、対応していない商品が引っかかってきます。
困ったものです。
商品ごとに規格はしっかり記載されているので、ひとつひとつじっくり確認するしかないです。。
しかも書いてあるところがバラバラで。。
大変ということもあって、ある程度の時間で断念しました。
自分の時給を考えて、そこまで差があるとは思えなかったのです。
最終的に行き着いたのが、こちらの商品でした。
1.0mのケーブルが1,199円でした。
1本ですっきりです!
このケーブル1本で、電源と映像を供給してくれます。
PCとモバイルモニターを繋げば、電源を供給しつつ、映像を出力できるというわけです。
モバイルモニターの電源も賄うので、PC側のバッテリー残量には注意が必要です。
ちなみに、手元のモバイルモニターは、外部電源供給も選択できます。2本のスタイルなら、電源は外から得ることも可能ではあるのです。
持ち歩くものが少なくなりますし、ケーブルの取り回しがすっきりです。
いい具合に活躍してくれます!
【追記】先日購入したものが売り切れていました。
応用編として、USB-CをHDMIに変換することも可能です。
デジタル映像信号なので、アダプターがあればすんなり変換できてしまうのです。
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