
PowerPointでプレゼンテーションを開始したら、発表用の画面に発表者ツールが表示されたということでしょうか。

PowerPoint
発表者ツールを切り替え
発表者ツールの表示は、PowerPointの設定で表示先を変更できます。
使わないこともできます。
アプリ側はOSの設定を優先することもできるのですが、アイコンやウィンドウの配置など、いろいろあると思いますので。
発表者ツールとスライドショーの切り替え

PowerPointのスライドショー(プレゼンテーション)をマルチディスプレイで開始すると、デフォルト設定では、片方の画面に「スライド ショー」が表示され、もう片方の画面に「発表者ツール」が表示されます。
発表者ツールでは、プレゼンテーションとして表示中のスライドとノート、次のスライド、経過時間などが表示されます。レーザーポインターの操作も発表者ツール側で行えます。
便利な機能ではありますが、スライドを見せたい(表示させたい)ディスプレイに発表者ツールが表示されてしまうと、お客さんに舞台裏を見せているのと同じことになってしまいます。
ノートにメモなどが入っていたら、裏事情がバレてしまうかもしれいませんw
相手にはぜひともスライド画面を見ていただきたいですよね。
発表者ツールで切り替える
F5を押したらお客さんが見る方に発表者ツールが表示された!
というときの話でしょうか。
表示設定 → 発表者ツールとスライド ショーの切り替え

ちなみに、両方の画面にスライドショーを表示させることもできます。
「スライド ショーの複製」を選べばよいのです。
事前に指定しておく
プレゼンテーションを開始する前に、発表者ツールの表示をどうするか指定できます。
あらかじめ決めておけば、F5を押してからアセアセということもないでしょう。
スライド ショー → モニター
発表者ツールを表示するモニターを選択

デフォルトだとモニターが「自動」になっているはずです。
この場合、OSの設定から、アプリが判断して、どちらかのモニターを発表者ツールにします。
あくまでも自動処理なので、操作者の意思を明確にするなら、ここでモニターを指定しておいてからスライドショーを開始しましょう。
なお、発表者ツールを使わない設定は、ここで「発表者ツールを使用する」のチェックマークを外しておきます。
ディスプレイの設定切替えでも可能だが

OSの設定変更でメインディスプレイを切り替える方法でも対応できたりしますが、アプリの機能を使って済むことにシステム全体を巻き込みたくないですよね。
デスクトップにショートカットアイコンを配置している方や、アプリのウィンドウを調整して使っているといったような事情もあることでしょう。
影響範囲はなるべく小さくすることが基本です。
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