スライド画像をサンプル化するためのマスキング(PowerPointのアート効果を活用)

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PowerPointのスライドは、そのまま画像として貼り付けられます。
その画像の解像度を荒くするなりして、サンプルのようにしたいというお話です。

PowerPoint

PowerPoint
サンプル画像を作る

PowerPointの機能ですが、画像処理後に、別のアプリに貼り付けられます。
たとえばWebサイトにもアップロードできるというわけです。

画像処理アプリとしても優秀ですよね。

PowerPoint は、Microsoft 365 版を利用して検証しました。
2013のときには同じような機能を使っていました。
現状サポート対象のバージョンには実装されている機能だと思います。

既存スライドをサンプルとして見せたい

PowerPoint

すでに作成済みのスライドを完成版のイメージとして提示したいとか。
別の人向けの内緒の情報が入っているものの例示はしたいとか。

そういった用途を想定しております。

画像のフィルタリングです。
いちいち機密情報をマスキングしていってもよいのですが。。
やってられませんしw

一括でアート効果をかけてしまおうという考え方です。
注意点としては、アート効果はリセットできるということです。編集可能な状態で相手に渡すと、フィルタリングを解除される可能性があります。

スライドをコピー

編集画面にて、左側に一覧表示されているスライドをコピーします。

右クリックしてコピーを選ぶとか。
スライドを選択した状態でCtrl + Cを押下とか。
コピーできる方法は何通りかあります。

コピーするところは準備です。

PNGとして貼り付け

貼り付けからがコア部分です。

形式を指定して貼り付けます。
画像として処理可能な形式にする必要があります。
具体的には、PNG形式です。

貼り付け
形式を選択して貼り付け

画像としてのファイルサイズを抑えるためには、拡張メタファイルWindowsメタファイルを選択するやつです。
今回は画像として処理できるかたちにしましょう。ファイルサイズはまあまあな大きさになります。

アート効果の選択と設定

図の書式設定などで「アート効果」を適用します。
リボンの中なら、「図の形式」の「調整」グループの中です。
図の書式設定なら「効果」(五角形マーク)内です。

アート効果は、いくつかの選択肢から適用対象を指定して、詳細な調整も可能です。
数字を変えてみるとメインエリアに即時反映されますので、いろいろとやってみればよいかと思います。

よさそうなアート効果

アート効果はいくつか用意されています。
画像をマスキングして、書いてあることが分からない程度にしたいので、それなりに解像度を落としてくれるほうがよいのです。

以下の2つがよいかと思っています。

  • ぼかし
  • ガラス
ぼかし
ぼかし(半径: 6)
ガラス
ガラス(拡大縮小: 0)

分からないですよね。
このままPDF化してしまえば非可逆変換です。
図として保存する方法もあります。

さらに図の圧縮をかけてしまう方法もあります。

この投稿を書いたのは・・・
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ガジェットが大好きで、ほぼ毎月何かしら調達しております。
無駄遣い扱いされたくないのと、何かの役に立つかと思い、記録を書くことにしたのでした。

お出かけのときには、スマホを複数台とタブレットとパソコンを持ち歩きます。
両手首にはスマートウォッチです。
こんなスタイルで生活している中での備忘録を書いています。

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