映画『八犬伝』 感想 そういう話だったのか + そんな苦労が(感動)

SunShine!
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実写映画『八犬伝』を視聴。Amazon Prime Video にて。
CG感はまあいいとして。
勉強になったって感じかな。

八犬伝

八犬伝
(実写映画)
感想

『南総里見八犬伝』は試験で出たでしょ。滝沢馬琴も書いたね。
江戸時代の創作の話。

内容を細かくは知らなかったから、勉強になった。

八犬伝

2024年10月公開の実写映画。
日本。

イマドキの役者さんがお揃いで。

「虚」と「実」が大きな対比で。
滝沢馬琴と葛飾北斎、滝沢馬琴と鶴屋南北の対比も見どころ。

南総里見八犬伝の話はざっくりとしか知らなかったから、どんなアレンジが入ってるのか分からないけど。
CG使って表現して違和感がないようなものを江戸時代に考えてたんだね。
ファンタジー小説の元祖みたいなことなんだね。

原作があるのか。

八犬伝
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南総里見八犬伝のほうの話

滝沢馬琴のファンタジー作品。
1814年から1842年まで、34年間で全98巻、106冊の大作。

八つの珠が登場して、○ラゴンボールみたいだね~
勧善懲悪の物語。
悪霊とか名刀とかは江戸時代ってかんじだけど。

選ばれし者の証とか、伏線回収とか、現代のファンタジー小説みたいなところがすでにあったんだね。

物語の内容を詳しく知らなかったから勉強になった。
大作を1時間くらいの映像にしてるんだろうから、だいぶ省略されてるんだろうけど。
最初の犬がなんだったのか気になるくらいかね。
物語を知ってたらもっと分かりやすいんだろうな。当たり前だけど。

映像にCGぽさがあるのは、時代もあるからある程度しかたないよね。
室町時代に珠が飛び回るとか、厳しいw
フィクションなんだからいいんだよね。

滝沢馬琴のほうの話

『南総里見八犬伝』がどのように執筆されたのかも描かれる。

34年もかけて描きたかったことってのが、「実」の世界として描かれるわけだね。
江戸時代の話。
大河ドラマのように登場人物が変化してく。
特殊メイクとかが凄いんだろう。
違和感ない。

役者さんの演技がすばらしいってのは大前提。

馬琴は失明しちゃうわけだが。
最終的に物語を完結させたんだな。
お路さんがすごい。

舞台のシーンに登場する方々は、歌舞伎役者さんたちでしょ?
本物にこだわってるね。

葛飾北斎の存在

プロットを絵にしてくれるってありがたいね。
実話かどうかはさておき。
滝沢馬琴と葛飾北斎が仲良くしてるの、楽しい。

おっさん同士で、創作者同士で、交流してるけど。
虚と実とか好き嫌いが対比状態で。

いつも思うんだけど、墨で絵を描くってすごい。
一発勝負だもんね。
間違えちゃったから修正ってのがほぼ効かないわけだもんな。

お路さんがすごいってことだね

馬琴が失明して文字を書けなくなってしまってからは、義理の娘が助けたんだね。
文字をまともに書けないような人だったって。
それなのに短期間で読み書きをマスターしたってことだよね。

情熱とかポテンシャルとかってことなんだろう。

江戸時代の識字率は高かったって言われてる。
寺子屋で読み書きそろばんを習うからな。
けど、難しい漢字まで書ける人ってのはそこまで多くなかったんだろうな。

創作活動の意味とか、見つめなおしちゃうかな。
作品楽しめました。

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