横浜駅から伊豆急下田駅まで東急と伊豆急のリゾート列車が走るそうです

2017年7月から、「THE ROYAL EXPRESS」というリゾート列車を運行するそうです。
運行会社は、東急と伊豆急。JRではないのですね。

ニュースリリース(東急)

列車は?線路は?
いろいろ疑問があったので、ちょっと調べてみました。

どういうルートになるか

踊り子と同じルートのようです。それしか線路がないので。
横浜駅から小田原、熱海、伊東を経由して伊豆急下田駅に向かうことになります。

停車駅はまだ決まっていないようですが、伊豆急線内に重点が置かれるのではないかと思います。
地域活性化というテーマもあるらしいので。イベントも絡めるらしいですし。

車両はリサイクル

見た目は、伊豆急行2100系電車のリニューアルです。
外装の塗り直しと内装変更ということでしょう。
ブルーリボン賞の受賞歴があるリゾート21ですから、まだまだいけますよ!

来年の夏に運行を開始するのですから、まるまる新車ということではないですよね。。

規模

プレスリリースによると、列車は1編成8両で、1、2、7、8号車が客車です。
3業者はイベントスペース、4号車はキッチン、5、6号車はラウンジ?食堂?のように見えます。

定員が100名ということです。
水戸岡氏デザインの「ななつ星」が30人なので、単純に比較して、かなり大規模です。
リゾート列車という整理は難しいわけですが、THE ROYAL EXPRESSは所要時間3時間ほどの旅で、座席が基本ですから、個室が基本のななつ星とは単純比較できないかもしれません。

既存の座席タイプのリゾート列車で思いついたのは、姨捨あたりを走っているHB-E300です。
2両で定員が78なので、THE ROYAL EXPRESSの方が個人の占有スペースが1.5倍以上大きいということになります。

気になるお値段

おひとり様、2~3万程度を想定しているそうです。
でも決まりではないようです。旅行代理店も絡む大事業ですからね。簡単には確定できないかもしれません。

さすがの価格感ですw

対象顧客

1号車(下田側)はキッズスペース付きの車両になっています。水戸岡氏といえばこれですよね!
ということで、まずは家族連れでしょうか。
ここはスーパービュー踊り子との闘いになりそうです。レッドオーシャンですね。

8号車(横浜側)はライブラリー付きの車両になっています。水戸岡氏といえばこれもですね!
ということで、シニア層もターゲットのようです。
踊り子との競合になるのかどうか。比較的ブルーオーシャンなのかもしれません。
ライバルは、四季島とか瑞風とか、ほかのリゾート列車ですね。

列車以外もリニューアル

横浜駅にラウンジができるそうです。
一般開放部分に加えて、一部を専用ラウンジにする計画です。

下田もロープウェイ併設の店舗施設を改装します。
どちらも、水戸岡氏のお仕事になっています。

さらに、下田東急ホテルもリニューアルで、下田エリアの東急、伊豆急関連施設は大々的に改修です。
この事業への力の入れようが分かります。

ご意見やご感想などお聞かせください! コメント機能です。

タイトルとURLをコピーしました