3種のモバイルOS別WordPressアプリの機能比較

先日から、WordPressのアプリをスマートデバイスに導入して利用しています。
3種類のOSごとに利用できる機能が異なるので、まとめておきます。

比較対象

比較する版は、それぞれ以下のOS導入分です。

• iOS 10
• Android 7
• Windows 10 mobile

サイトは、自前のサーバーに設置しているものです。

WindowsはPC版も利用していますが、ブラウザとの違いを見いだせなかったので書きません。
Androidは6でも利用しているので、7と話が混同する可能性があります。。

OSごとの機能比較

メニュー項目を比較すると、以下のようになっています。

項目はそれぞれ以下のような感じです。

統計情報／統計

アクセス数などの統計情報を表示します。
表示内容はOS別に差はありません。

Windows版では、おかしな表示の原因になっている機能です。

プラン

WordPress.comのプラン変更用画面に遷移します。
無料版を使っているので、有料版へのアップグレードボタンが目立っています。。

サイトを表示

実際のサイトへのリンクです。

Windows版は、メニューとしては存在しませんが、メニュー画面上部のサイト名をタップすると自分のサイトを表示できます。

WP Admin／管理画面表示

WordPressの管理画面へのリンクです。
標準ブラウザで表示されます。

ブログ投稿

投稿の一覧画面に遷移します。
新規追加や既存投稿の編集が可能です。

iOS版の場合は、下部メニューの中央に投稿の新規追加ボタンが配置されています。

Android版の場合は、投稿の追加ボタンがメニューの右下に常時フローティングしています。

Windows版の場合は、投稿の追加ボタンが、上部メニューバー内と項目内に配置されています。

メディア

メディアの一覧画面に遷移します。
新規追加や既存メディアの情報編集が可能です。

ページ／固定ページ

固定ページの一覧画面に遷移します。
新規追加や既存ページの編集が可能です。

コメント

コメントの一覧画面に遷移します。
コメントの承認やスパム判定などが可能です。

テーマ

テーマの一覧画面に遷移します。
新規追加やカスタマイズ画面への遷移が可能です。

メニュー

メニューの編集画面に遷移します。
項目の編集が可能です。

人

ユーザーの一覧画面に遷移します。
新規追加や編集が可能です。

Windows版の場合は、ユーザーの追加ボタンがメニューに配置されています。

プラグイン

プラグインの一覧画面に遷移します。
新規追加や情報の確認が可能です。編集はできません。

プラグインの追加ボタンがメニューに配置されています。

設定

iOS版とWindows版は、サイトの基本的な設定画面に遷移します。

Android版は、アカウント設定画面に遷移します。

使い分け

OSごとにやれることが異なるのです。
やりたいことに合わせて、OSを使い分けるわけです。

iOS版

常時利用したいところは押さえられています。
主に、投稿の編集、固定ページの編集、コメントの承認に利用しています。

困っているのはメディア画像のアップロードです。
細かい設定ができないので、alt属性やキャプション設定に苦労します。

Android版

常時利用したいところは押さえられています。
主に、新規投稿、投稿の編集、メディアのアップロード、コメントの承認に利用しています。

メディアをアップロードして細かい設定ができるのが強みです。
ただ、アップロード時のサイズ変更には対応していないので、あらかじめ画像を編集しておく必要があります。
割り切って、アップロード時の最大幅を300ピクセルに設定してしまおうか検討中です。

画面はAndroid 6のタブレット。7でも項目は同じ。

Windows（mobile）版

メニュー表示が変です。
広告が表示されます。
重いです。。

はっきりいって使い物になりません。

どうしてもプラグインのチェックをしたい場合に使うかもしれませんが、画面応答を待っている暇があったら、PCで管理画面に入った方が早そうです。。

?iOSとAndroidで

メディアをどうするかということで使い分ける運用です。
Windowsはアップデートに期待するということで。。