Windows 10 の 1709アップデートで失敗を連発した件

手持ちのWindows 10 PCをバージョン1709にアップデートしていきました。
特に、ノート(ASUS ZENBOOK Prime UX31A)は自分のタイミングで上げたかったので、手動アップデートをかけたのですが、再起動が終わってもアップデートできていないということがあり、困ったので備忘録です。

【2017/10/24 追記】
トレンドマイクロ社から、対策が発表されています。
内容を加筆しました。 (加筆地点へ)

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問題: アプデができていない

手動での強制ダウンロード、アップデート方法は、以前の記事のとおりです。

【Windows 10】今すぐバージョン1709にアップデートする方法
Windows 10 Fall Creators Update(バージョン 1709)を今すぐインストールしたい場合の手順です。 特にダウンロードは、自分のタイミングで実施したいのです。

この手順でプライベートのノートPCをバージョンアップしようとして、3日ほどハマりました。。

アップデート用のファイルをダウンロード後、構成が終わって再起動のメッセージが表示されます。

再起動通知

再起動のカウントダウンは30分でした。

『今すぐ再起動』をクリックしたら、ノートPCは放置して別の作業を進めていました。
そろそろ終わったかな~、とノートPCを見ると、スリープ状態になっています。
アップデートが完了してスリープしたのだろうと、電源を投入してログインすると、なぜかバージョンアップできていないのです。

ネットワーク環境が不安定だったこともあり、たまたま上手くいかなかったのだろうと再挑戦しても、結果は同じでした。。

怪しいです。。

ブルースクリーンが表示された

何かが起こっていることが濃厚だったので、あらためて、ノートPCを横目で見ながら再起動しました。
そこまでの道のりが長いのですよね。。
ダウンロードは終わっているのですが、構成に時間がかかります。

とにかく、再起動のところまではバックグラウンドで処理してもらって、『今すぐ再起動』をクリックです。

再起動通知

ここまでたどり着いたら、横目で見ながらデスクトップPCで作業でした。

すると、ブルースクリーンにっ!!
問題が発生したから構成をもどすとか、詳しくはこちらとか、QRコードとかが表示されていたのですが、記録を撮る前にPCの再起動が始まってしまいました。。
どれくらいの時間表示されていたのか分かりませんが、せめてユーザーが確認したことをチェックしてほしいものです。
普段は無駄にメッセージを出して、クリック操作させるのに、こういう時はさっさと切り上げるというのは、どうかと思います。
ちゃんとログを書き出してくれたら、問合せもできるというものです。。

そしてまたしてもバージョンアップできず。。

何かが悪さをしていますね。。

ウイルスバスタークラウドが犯人

原因を考えました。
ソフトなのかハードなのか。。

こういうときはGoogle先生です。
そして、オフィシャルのコミュニティーに答えらしきものがありました。たまには役に立つのですねw

【0x800F0845】累積更新プログラムKB4043961のインストールに失敗します。
Ver1709ビルド16299.15です。題記更新プログラムのインストールに何度も失敗します。エラーコードは 0x800F0845 です。 緑色のカラーバックのQRコード付き画面に、停止コード PAGE_FAULT_IN_NONPAGES_...

ウイルスバスタークラウドが悪さをしているというコメントが気になりました。
セキュリティー対策が裏目に出たやつです。
システムに深く入り込んでいるプログラムですから、ある程度は致し方ありません。。
噂では、hostsへの書き込みがどうしたこうしたで競合するとか。。

ちなみに、Avira(有償版)を動かしているPCでは問題なく1709にアップデートできました。
何が違うのでしょう。。

細かいことを考えたくなかったので、ウイルスバスタークラウドをいったんアンインストールしました。
念のため、ライセンスキーは別のテキストファイルなどに書いておくと後で楽です。(もちろん、分かっていれば大丈夫です)

結果、問題なくアップデートが完了できました!
よかったよかった。

ウイルスバスタークラウドは、、アップデート確認後に、あらためてインストールしました。
ヘルプサイトでは「インストールできなくなる」みたいなことが書いてありましたが、普通にインストールできました。

いつものことですが、再インストールのルートが分かりにくく、、、「かんたん!インストール」というかたちでの導入になります。

https://esupport.trendmicro.com/support/vb/solution/ja-jp/1104624.aspx

途中でライセンスキーの入力があります。
全体を貼り付ければ自動で個別の入力エリアに割り振ってくれるところは、便利だと思いました。


以下、2017/10/24 加筆

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オフィシャルの対応策

トレンドマイクロ社から対応策が発表されていました。
執筆時点では気付きませんでした。

https://esupport.trendmicro.com/support/vb/solution/ja-jp/1118537.aspx

対策版のモジュールの配信が開始されているのです。だから1709へのアップデート後に、普通にウイルスバスタークラウドをインストールできたのです。
ウイルスバスタークラウドのアップデートを先に実施してから、Windows 10 バージョン 1709 へのアップデートという手順です。

ウイルス対策ソフトをアンインストールするという荒業に出ずとも、しっかりメーカーが対策してくれていました。
今度からは、もっとメーカーを信じようと思います。

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  1. crow より:

    ちょっと迷走を始めた感が。
    それなりに各所の機能強化がなされたのはまあよしとして、
    Fluentデザインで背景が透けて見えるなんて、
    Windows 7のAeroが暴発してるだけじゃん。
    別にストアアプリでWindow全体が透けてなくていいんだけど。
    Creators Updateもあんまりしっくりこなかったからロールバックしたけど、
    今回も見送りでまだAnniversary Updateのままで行くかな。

    • Blog Admin Blog Admin より:

      コメントありがとうございます。
      透過や様々な効果を無効化して使っているので、効果系デザインの変化には気づきませんでした。
      Windows Updateは、セキュリティー面を重視して適用することにしています。

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