スマホでの日本語入力をフリック固定にする方法(iOS / Android / Windows)

スマートフォンでもガラケーでも、12キー(10キー)での日本語入力が便利です。
特にスマートフォンではフリック入力ができるので、日本語の入力はかなり便利です。この点は、明らかにガラケーに勝っています。

フリック方向は、慣れればすぐに覚えられます。
50音表のとおりなのです。
左がイ段、上がウ段、右がエ段、下がオ段です。

フリック入力のススメ

デフォルト設定では、ガラケーの物理ボタンのように入力できる「マルチタップ」と、スマホ特有の「フリック」の両方が利用できるモードになっています。
この状態のままですと、ア段の入力がやややっかいです。

フリック入力の例

同一子音行のア段が連続すると、マルチタップとフリック併用の場合に厄介になる例。

「やややっかい」や「かかり」など、同一子音行のア段が連続すると、マルチタップが働いてしまいます。
そのまま入力していると、「よっかい」や「きり」になってしまいます。
これを避けるために、いちいち右にカーソルを移動させるとか、とにかく待つとかいった対処が必要です。
なんだか無駄です。。

どうせフリックしか使わないのですから、マルチタップは切ってしまいましょう!
フリックのみの入力で問題ありません!!
というお話です。(備忘録です)

対象OSは以下です。

  • iOS(iOS11)
  • Android 6, 7, 8
  • Windows 10 mobile

実機で確認できたので、このようになりました。
対応OSへのジャンプは目次をご利用ください。

iOS

『iPod touch 第6世代』での確認ですが、iPhoneも同じです。

設定 → 一般 → キーボード → 「フリックのみ」をオン

かなキーボードを使っていれば、項目が表示されています。

Android

手元デバイスでいくつか見てみところ、バージョンやメーカー(配給元)によって、メニュー階層や場所が異なります。

Android 6

『Nexus7』で確認しました。
まだまだ使えていますw

設定 → 言語と入力 → Gboard → 言語 → 日本語 → 「フリックのみ」をオン

Nexus 7

Google純正のデバイスなので、メニュー項目はデフォルトのはずです。
特別な手が入っていない、確実に純粋なOSデフォルトです。

Android 7

『MediaPad M3 Lite 8』と『RAIJIN』で確認しました。
どちらも製造元がオリジナルのカスタマイズを加えているので、どうにも正しさが分かりません。。

MediaPad M3 Lite 8

8インチのミニタブレットデバイスです。
HUAWEIのカスタマイズが入っています。

設定 → 詳細設定 → 言語と文字入力 → 仮想キーボード → Google 日本語入力 → キーボード レイアウト → 12キー レイアウトの入力スタイル → 「フリック入力」を選択(タップ)
MediaPad M3 Lite 8

ポップアップしてくる選択しから、「フリック入力」を選択(タップ)します。

「Google 日本語入力」では、マルチタップ入力のことを「ケータイ打ち」と表現しています。
ある意味分かりやすいですw

デフォルトのGboardを多言語で使っている場合は、途中から「Android 6」と同じはずです。

RAIJIN

スマホです。
FREETELのカスタマイズが入っています。
加えて、「Google日本語入力」を使っています。

設定 → 言語と入力 → 仮想キーボード → Google 日本語入力 → キーボード レイアウト → 12キー レイアウトの入力スタイル → 「フリック入力」を選択(タップ)

デフォルトのGboardを多言語で使っている場合は、その部分が「Android 6」と同じはずです。

Android 8

『Xiaomi Mi A1』で確認しました。

設定 → システム → 言語と入力 → 仮想キーボード → Gboard → 言語 → 日本語 12キー → 「フリックのみ」をオン
Xiaomi Mi A1

Gboardの多言語を使っています。

Xiaomi Mi A1 Gboardの設定

Gboardの設定です。

Android One なので、メニュー項目に手は入っていのです。
これが標準です。

「Google日本語入力」は導入していません。

Windows 10 mobile

『Lumia 950』で確認しました。
Microsoftブランドのデバイスですので、標準のメニュー構成です。

設定 → 時刻と言語 → 言語 → 「日本語」を長押し → キーボードオプション → 日本語 10キー → 「10キー入力モード」で「フリック」を選択

Windowsの世界では、12キーのことを「10キー」と呼びます。

「日本語」長押し

「日本語」を長押ししてサブメニューを表示させます。

「フリック」を選択

「フリック」を選択します。

ユーザーは少ないと思いますが、、、機能はしっかり実装されています。

消えゆくモノたち

OSごとに異なる

もっとも手数を少なくして今回の目的を達成できるのはiOSでした。

Androidはカスタマイズの自由度が高い分、様々な項目が複雑化してしまっています。
似たような場所を探してみてください。
メーカーの個性やOSの特徴がよく出ています。

Windowsは、かなり分かりにくいところにあります。。
今回の話に限っては、消えるべくして消えていくモノなのでしょう。

いずれにしても、フリックのみの設定ができたので12キーでの入力が「やややっかい」ではなくなりました。

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