パンチ入力って、グーでキーボード打つの?
違うよ。
パンチ = 穴を空ける
穴あけパンチ知ってるでしょ?
あれよ。
入力と穴あけパンチが繋がらないってか。
それが歴史だ。
ノスタルジアだね。
パンチカードから来てる
パンチカード。
知らないよね。
IT業界がめちゃくちゃ長い人は知ってる言葉。
古のコンピューターは、穴の空いたカードを読み込ませることで、データ入力してたんだよ。
決められた配置で穴をあけてくの。
マークシートみたいなもんだと思って。USBメモリーじゃなくて、紙製のカードだったってことだな。フロッピーディスクよりもずっと前のお話。(オープンリールとかカセットテープって話は別でw)
相変わらずの乱暴なまとめだけど、大ハズレはしてないはずだ。
ちなみに、さらに古くなるとプラグの抜き差しとかだったって話だから。
パンチカードってのはイケてる入力方式だったんだよ。
パンチャーって技術職
パンチカードに穴をあける人ってのがいたの。
プログラムをつくる人は、指定のフォーマット(紙ね)にプログラムを書いたら、パンチャーさんのところに持ってくわけ。
しばらくするとパンチ済みカードが納品されるから、それをコンピューターに読み込ませるんだ。
パンチャーさんは、パンチするための専用マシンで、黙々とパンチカードを作ってくれたんだよ。
で、プログラムが止まると、何が悪かったのか考える。
原因の中にはパンチミスってのがある。
今で言えば、スペルミスみたいなもんかね。
熟練工は穴で分かるらしい
エンジニアもパンチャーも、カードを見ると何が書いてあるか分かるようになっちゃうそうな。
現代でたとえるなら、プログラムソースを見たらなんとなく分かるぜみたいな感じだろ。(もはやソースを見るのも珍しいんか?)
だって、パンチカードそのものがバイナリーコードなんだからさ。
穴だから、塞げば修正できたんだって。アナログ。。w
カードは長さが決まってるから、読み込ませる順番がめちゃくちゃ重要なんだよ。
それ間違えちゃうだけでも動かない。あるいは謎の何かができあがっちゃうわけだもんな。
カード単位でどう作れるかってのも、エンジニアの技術だったんだそうな。
一度だけ実物見たことある
パンチカード見たことあるかって?
あるんだよぉ!!
サーバールームのお片付けみたいなイベントがあると、たまぁ〜に出てくることがあった。
もう10年くらい前かな。
カードの束を見せられて、これがパンチカードだよって教えてもらった。興味なかったがw
そのタイミングでは、もはやリーダーもなければ、読める人もいない。
産業遺産だよね。
パンチ入力分かった?
「パンチ入力」の意味は、「せっせとひたすら入力だけする」みたいな感じだよね。
いまだにパンチャー仕事みたいな言い方する人いるし。
ボクシングでもないし、ネコパンチとかでもないのよ。
とにかく入力してく感じね。
かつてのパンチャーさんたちは、とにかくひたすら穴をあけてく仕事だったから。
今でも、ユーザー登録用紙に書かれた情報をひたすら打ち込むような仕事は、パンチャーって呼ばれたりする。
おっさん認定間違いなし!
パンチカードなんて、1920年代とかから1980年代らへんのお話。
なんでそんな昔のことを知ってるかってゆーと。
教えてもらったから。
IT業界のベテランさんたちとお話して、昔のことを聞いたの。
飲み会ネタとかだよね。
あとほ、やっぱりまだパンチャーって言うからね。
なんすか、それ。
とかって会話ですよ。
それにしたって、これ知ってたらおっさん認定なんだろうね。
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