いちさんきゅーよん。あるいはファイヤーワイヤー。他にも呼び名あり。
過去の遺物。ノスタルジアだね。
IEEE 1394
USBとシェアを争ったんだか、独自路線を行こうとしたんだか、もはや規格としては終わったモノだね。
20世紀の遺物。ロストテクノロジー。
ソニーのやらかしともいう。
IEEE 1394
あいとりぷるいー いちさんきゅうよん。
またの名を、ファイヤーワイヤー(FireWire)。
あるいはI.LINK(あいりんく)。
メーカーによって呼び名が違う。主にソニーだけど
ソニーとかIBMとかAppleとかが絡んで規格化したんだ。
1995年のこと。
前世紀のことよ。
当時を思い出しながら、上のメーカーさんたちの名前で考えてみるとさ。。
独自技術に走って成功しないパターンしか見えないよね。
実際そうなったし。
今やUSBがデファクトスタンダードで、それしか知らない人ばかり。
USBとの違い
コネクターのかたちが違う。
似てるんだけど、ちゃんと見れば一目瞭然。
長方形じゃないの。長方形の片方の2角が削れてる。
初期は、USBよりもIEEE1394のほうがデータ伝送速度が速かった。
ハイスペックだったんだよね。
細かくはいろんな違いがあるんだけど、使う側からすれば、機能面ではそんなとこ。
いろんなデバイス(プリンターとかCD-ROMとか)を接続できるとか。
ホットプラグ(挿すだけで使える ← 当時は画期的な技術だったんだよ!)とか。
お値段にちょっと差があってね。
IEEE1394はなんか高いのよ。
ライセンス料の関係で、高価でハイスペックなIEEE1394 vs 安価でそこそこスペックなUSBって構図だった。
手元のアイツら
かつて使ってたデスクトップPCには、IEEE1394の口が4つあった。
前面2つ。背面2つ。
たまに出てくるハンディカムには、i.LINKがあったと思うよ。
接続先はないんだけどね
みんな使われなかった。。
だって対応機器がないんだもん!
USBのほうがたくさんあるんだもん。
他の人たちとの連携考えたら、USBのが都合よかったんだよ。
何を学ぶか
タダは強い。
数には勝てない。
いかにしてシェアを取るか!
USB(当初)よりもちょっとスペックが優れてるからって、IEEE1394を大衆が選択してくれるかは別問題。
実際は、自分の支払うコストでの計算が大きいんだな。
そしてマジョリティーになってしまえば、勝ち確定よ。
Microsoft Office、Windows、Androidなどなど。
絶対数!!
ペイペイに危険を感じるのは、採算度外視でシェアを取りに行ってる感が凄まじいから。
PlayStationを利用することでBlu-rayのシェアを取ったソニーのようだ。学んでるね!
ご意見やご感想などお聞かせください! コメント機能です。