携帯会社を変えたいが、ezwebのメールはどうしたらよいか。
持ち運べます。
必要に応じて持ち運びか乗り換えかを選択してください。
キャリアメールアドレス
持ち運び
2021年末から、大手キャリアのメールアドレスは他社へも転出できるようになりました。
有償(月330円ほど)です。
スマホになって、メール関連の設定が柔軟になっています。手軽にキャリアを変更できるようになっていると思います。
価格、対象になるドメイン、制限などをまとめます。
なお、キャリアメールアドレスを継続する前提で話は進みますが、いっそのこと整理する案も検討してください。
断捨離のようなものです。
フリーメールにすれば、料金はフリー(無料)でキャリアやデバイスもフリー(自由)です。
キャリアメールの持ち運び
キャリアメールの持ち運びサービスとは、その名のとおり、携帯キャリアのメールアドレスとその中身(送受信履歴)を他社にも引き継げるサービスです。
別途サービスへの申し込みと料金が必要です。
お金さえ払えば、これまで使ってきたメールアドレスをそのまま使えるのです。
要するに、メールサーバーをそのまま使えるようにしておくということですね。
価格はキャリアによって微妙に違います。
電話番号もメールアドレスもそのままでキャリアを乗り換えらるのです。
たとえば、auをずっと使われてきた方は、●●●@ezweb.ne.jp
といったメールアドレスをお持ちだと思います。
ワイモバイルに乗り換えようと思ったら、まずはMNPで番号を移行しますよね?
電話番号をそのままに、auからワイモバイルに乗り換えられます。
キャリア乗り換え後、メールアドレス持ち運びサービスをauで申し込み、スマホの設定をちょちょいとすれば、これまでどおりの番号とメールアドレスでスマホを利用可能というわけです。
愛着があるとか、連絡先として多数の登録があるとかいった場合には、便利に利用できるサービスだと思います。
各社の対応状況
詳しくは各社のページで確認いただくとして、ざっくりと情報をまとめます。
個別に制限が異なりますので、サービスを利用する場合には必ず詳細な条件を確認してください。
キャリア | メールサービス | 対象ドメイン | 料金 | 制限等 |
---|---|---|---|---|
au | auメール | @ezweb.ne.jp @au.com |
330円/月 | 400MB/5,000件/無期限 |
docomo | ドコモメール | @docomo.ne.jp | 330円/月 | ahamoへのプラン変更の場合、現在ドコモ回線を契約中であること |
SoftBank | S!メール(MMS) | @softbank.ne.jp @●.vodafone.ne.jp @disney.ne.jp @y-mobile.ne.jp @willcom.com @pdx.ne.jp @●●.pdx.ne.jp |
330円/月 3,300円/年 |
200MB(最大5,000件) vodafoneは受信専用 |
Eメール(i) | @i.softbank.jp | |||
Rakuten Mobile | 楽メール | @rakumail.jp | 330円/月 | データ容量1GB |
ワイモバイル | MMS | @ymobile.ne.jp @emobile-s.ne.jp @wcm.ne.jp @willcom.com @pdx.ne.jp @●●.pdx.ne.jp @y-mobile.ne.jp |
330円/月 3,300円/年 |
200MB(最大5,000件) |
Y!mobileメール | @yahoo.ne.jp |
各社のサブブランドへの変更には、さらに特別な条件が付く場合があります。
メールフィルターの設定などは持ち運びサービス申込時のものが引き継がれることが多いですが、変更できるように各社努力されているようです。
持ち運びのメリットとデメリット
あえて考えることもないような気がしつつ、ものごとには長所と短所があるものです。
メールアドレス持ち運びサービスを利用する場合に考えられるメリットとデメリットを挙げておきます。
キャリアが変わってもメールアドレスは変わらないということで、ちょっとした混乱もありそうですね。
メリット
従来どおりのメールアドレスを利用できることで、よいことがいろいろとあります。
- さまざまなユーザー登録などの変更が不要
- メールアドレス変更の連絡が不要
- 愛着のあるメールアドレスを引き続き利用できる
- 送受信履歴を引き継げる
同じようなことも含まれていますがw
メリットは多いと思います。
デメリット
従来どおりのメールアドレスを利用できることによるマイナス面です。
- 支払先が複数になる
- キャリアが分かりにい
- メール履歴の整理が棚上げになる
- メールの設定が必要
会社によっては、メールフィルターの設定が変更できない場合があります。
PCメールをブロックするために入れた設定による弊害の解消ができないこともありますので、条件の確認と設定の見直しは必ず行ってください。
この課題は解消できるように各社努力されているようなので、一定期間で改善されると思います。
キャリアを変えても、新しいキャリアのメールアドレスを使おうと思えば、有料のサービスの申し込みが必要です。
変更後のキャリアで申し込んでも変更前のキャリアのメールを持ち運んでも、費用はほとんど変わらないはずです。
会社がまたがることで、障害発生時の検知や支払い管理、メール設定などが複雑化します。
これはフリーメールを使っても同じような状況になりますが。。
他人からのサポートを受ける場合には、契約状態を正確に伝えられるようにしておきましょう。
デジタル断捨離も検討を
キャリア変更を機に、メールアドレスの整理を考えてもよいかもしれません。
上に書いたように、変更する意味はあまりないのですが。。
これまでのメールを断捨離できるというメリットはあります。そして、メールアドレスの費用を抑えられるようになるわけです。
フリーメールに抵抗がないとか、メール設定できるとか、こちらもいろいろと条件があるかと思いますが。。
以降のキャリア変更の可能性なども鑑みて、メールの整理も検討してみてはいかがでしょうか。
SIMロック解除も可能
キャリアで購入したスマートフォンでも、SIMロック解除をお願いできます。
つまり、キャリアを変更する場合でも、スマートフォンも番号もメールアドレスも、そのまま引き継げるのです。
手続き方法はキャリアに依りけりですが、いずれのキャリアでも対応されています。
キャリア間の移動のハードルがかなり下がっていますね。
ただし、機種による制限があるので、詳細はやはり各社で確認してください。
また、機種同時購入などの特典や縛りや残債等々、確認してくださいね。
大手キャリアを利用する最大のメリットは、対面のサポート窓口があることだと思います。
ぜひ活用してください!
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