Officeの買い切り版の話です。
機能更新はありませんので、急に見た目が変わることはありません。現行システムの連携動作などは安心できるわけです。
先代のOfficeが2021。サポート期限は2026年10月13日です。
もう2年ともなると、システム関係者は心配になってくるわけです。
2024が発売されるという話はありましたので、ではいつなのかということで待っていたのでした。
Officeのサポート期限をおさらい
サポート期限のまとめは下表のとおりです。
購入日ではなく、発売日から計算します。
バージョン | 発売日 | サポート期限 | 延長サポート期限 |
---|---|---|---|
2013 | 2014年2月25日 | 終了済み 2018年4月10日 | 終了済み 2023年4月11日 |
2016 | 2015年9月22日 | 終了済み 2020年10月13日 | 2025年10月14日 |
2019 | 2018年9月24日 | 終了済み 2023年10月10日 | 2025年10月14日 |
2021 | 2021年10月5日 | 2026年10月13日 | なし |
2024 | 2024年10月1日 | 2029年10月1日 | なし |
2013はすでに延長サポートまで終了しています。使い続けるのはリスクです。避けたいところです。
2016と2019は、メインストリームサポートが終了していますが、延長サポートが残っています。2019が短めの設定です。
2021以降、延長サポートがなくなりました。注意しておきましょう。
365版との価格差
価格を確認してみました。
そうですか。そうなりましたか。といった感想です。
- Office Home 2024: 34,480円
- Office Home & Business 2024: 43,980円
利用権は永続ですが、サポートは5年で切れるわけです。
5年で計算してみます。
製品 | 定価 | 年額 | 月額 |
---|---|---|---|
Office Home 2024 | 34,480円 | 6,896円 | 575円 |
Microsoft 365 Personal | 14,900円/年 | 14,900円 | 1,242円 |
Office Home & Business 2024 | 43,980円 | 8,780円 | 732円 |
Microsoft 365 Business Standard | 1,874円/月(年縛り) | 22,488円 | 1,874円 |
やはりサブスクリプションの方が総額は大きくなりますね。
ビジネス向けの365プランは、チーム規模によって価格がかなり変わってきます。大量購入でOffice 365になると安くなることもあります。
ほぼ予想どおりに発売された
もともと、2024年後半に発売ということは言われていたのでした。
その前から、10月は怪しいと思っていたというお話です。
まさか10月1日に発表になるとは思っても見ませんでしたが。
Windowsの大型アップデートなども合わせて、動きのある月ということですね。
やることがたくさんあります。
Microsoft 365版がおすすめです
価格差はありますが、やはりサブスクリプションでの利用のほうがよいかと思います。
買い切りと比べて優っていると思われる点は以下です。(Personal想定)
- 最新機能を利用できる
- 大容量のオンラインストレージ(OneDrive 1TB)
- ログイン可能数は同時に5台(インストール数に制限なし)
Office 2024 のインストール可能台数は1です。
以前は2とかそれ以上だったこともありますので、だいぶ渋くなりましたよね。。
実はインストール可能台数を加味すると、月額の様子は変わるのです。
個人向けの場合に限りますが、たとえば3台で使うことになると、買い切り版の月額換算は1,725円です。サブスク版なら5台までログインできますので1,242円のままで、ここで価格が逆転します。
PC、タブレット、スマホで3台です。
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