
Excelで資料作るってことは表だよね。
表形式の資料には、連番があると便利。どこの話をしてるのか分かりやすいでしょ。

Excel
関数で連番を作る
連番のための列を設けておくでしょ。
Excelの行番号をそのまま表示する方法もあるけどさ。
データの頭から番号振りたいよね。
やり方は3種類。
今回はSEQUENCE関数を活用する話。
だけど、適材適所はユーザーが考えること。
表には連番が必要だ
表形式で資料を作るなら、行番号とか列番号は必要でしょ?
説明するにしても、確認してもらうにしても、フィードバックもらうとかで、どこの話そしてるのか分かりやすくしなきゃ。

Excelのまま見るとややこしかったりするけどねw
行番号も列番号も、連番で振るよね。
どんな連番にするかはさて置き、IDになるようにしないと。
連番の作成方法 3選
では、連番をどおやって振りましょうかってことで。
主に3つのやり方がある。

ひとつひとつ丁寧に番号を書いてくってのは除外ね。
効率的じゃないから。
なるべく効率的にしたいんだよ。
この積み重ねで時短が成立するんだ。
オートフィル
Excelには、前後の様子を見て、自動で情報を埋める仕組みが備わってる。
AIじゃなく。ただのパターン分析。
アクティブセルの右下にある四角で操作するやつ。
オートフィルで連番作ってるなら、初級者レベル?
関数1: Row()
Excelのセルには、行と列のアドレスが割当たってる。
それぞれの情報は番号として取得可能で、数値として扱える。
Row関数で行番号作ってるなら、中級車レベル?
関数2: SEQUENCE
連番を自動生成する関数がある。
この関数を1つのセルに記入すると、範囲指定したセルに対して影響する。
関数だから、他の値との組み合わせも可能。
例の画像のものだと、C3、D3にそれぞれ関数を指定してるだけ。

ちなみに、SEQUENCEは引数が4つ。
引数1のみ必須。
- 引数1: 連続データを設定する行数
- 引数2: 連続データを設定する列数
- 引数3: 連続データの初期値
- 引数4: 連続データの差
引数2~4の初期値は、すべて「1」。
引数1で指定するのは、行数。
データ数ではない。
何行目まで設定したいかではなく、いくつ設定したいか。行挿入したときとか、意味が効いてくる。
引数4は、いわゆるステップ数。
等差数列の差を指定。
インクリメント値。
「3」を指定すれば3ずつ増えて、「10」を指定すれば10ずつ増える。
あくまでも関数だから、あたいを固定したければ、コピー → 値貼り付けで。
C列の設定値
=SEQUENCE(25,1,1,1)
D列の設定値
="あ-"&SEQUENCE(25,1,1,1)
SEQUENCEの本来の力
列方向にも連続データを広げられる。
引数2に列数を指定。
連続データは横に流れることに注意。

設定値は以下。(左上隅のセルに指定しているのみ。)
=SEQUENCE(10,10,1,1)
10行×10列の連続データ。
スタートは1。
増分は1。
関数だから。数式は思い通りに。
平方とかも指定できるよ。
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