こんなことがあった。
「小春日和って春の日のことでしょ?」
「おい。。」
小春日和は秋とか冬の晴れた日のことだぜ。
頼むよ。。
案外知られてないことなのか・・・?
普通だろうと思ってたけど、そういうことってあるのね。。
てことで、改めて整理。
小春日和
辞書で調べるとこんな感じ。
晩秋から初冬にかけて現れる穏やかな暖かい晴天。小春とは旧暦 10月のことで,太陽歴では 11月から 12月上旬にあたる。厳しい冬を前に現れる温和な天気を喜んだことばで,アメリカ大陸やヨーロッパにも冬を前にしたこの時期の穏やかな晴天をインディアン・サマー,老婦人の夏などと呼ぶことばがある。
「小春」ということばが、ややこしさを生んでる元凶かな。
旧暦10月のことって言うけど、10月は神無月だろ!というツッコミがあるかと思う。まぁ、暦の呼び方なんて固まって間もない話だから。
Wikipediaには、異名という形で「時雨月」(しぐれづき)とか「大月」(たいげつ)とかも、ちゃんと載ってる。
調べてて発見だったのは、英語もあるのか、ということ。
やっぱり気候に関することは万国共通だな。
メシに直結だからねw
- Balmy autumn weather
- Indian summer
- St. Martin’s summer
宗教色を出されると、ちょっとわからんがね。。
いずれにしても、寒くなる前に暖かい日があると嬉しいよねって話でしょう。
秋晴れ
こちらも辞書で調べると、こんな感じ。
秋に見られる,空気が澄んで空が抜けるように青い晴天。
秋の晴れた日ということ。
こっちは現代の言葉どおりでややこしさがない話。
秋の日に、晴れていれば「秋晴れ」ということ。
あんまり気温のことには触れられてないね。抜けるような青空!
て日が「秋晴れ」て印象だよね。
秋の空は特徴的
秋のお天気は話題になるし、ことわざにも登場してくる。
『女心と秋の空』とか『男心と秋の空』とか、秋の空の移り変わりの激しさを人の心の変わりやすさにたとえた言葉がございますな。
人の心だってお天気だって、変わるときは変わるし、変わらないときは変わらないと思うんだけど。。
他人からしてみればどうにもならないということを考えれば、人の心もお天気も、同じようなものか。
まとめ
11月から 12月上旬にかけて、暖かい日がときどきある。
なんか嬉しいな、てことでいいお日和。と。
小春日和を現代語訳すると「10月日和」なんだけど、これもこれでややこしい話w
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