スペース利用時間での課金です。
さらに人数の考え方もあります。
4人までは無料で、5人以上50人以下だと有料のStandardプランです。
SpatialChat
料金プラン
距離に応じて音量が変わるオンラインカンファレンスサービスのSpatialChatは、無料期間終了で、8月からはStandardプランが始まっています。
というお報せメールが来ていました。
チームコラボレーションや小規模なパーティーに向いているツールだと思っています。
が、使い方には注意が必要だと思います。
1か月50ドルほどのStandard Plan
価格のページへのリンクとともに、メールが来ていました。
本番化は、アメリカ東部夏時間で8/1 午前5時から切り替わっています。
このほどリリースされたスタンダードプラン(Standard Plan)だと、1か月49.99ドルです。
日本円換算で、およそ5,300円ほどでしょうか。為替レートによりますが。。
これはパッケージ価格で、課金単位は、参加者あたりのアクセス時間(分)課金です。
このため、月あたりの上限は5,000分とされています。
これを超過すると、分あたり0.01ドルの追加課金です。
例が載っています。
分かりにくいですが。。w
どうして10,000で例をつくったのか。。
たとえば、10,000分をどう使うかは、組織の規模や使い方次第です。
- 10人の同時参加者が、SpatialChatを16時間以上使用できます
- 25人の同時参加者が、SpatialChatを6.5時間以上使用できます
けっこう強気な価格設定にも思えます。
想定している利用方法が、常時接続するようなスタイルではないことも分かります。
Spatialからの案内メール文面には、予想以上に速く開発が進んだようなことが書かれています。
注目は集まっているのでしょう。
実際おもしろかったですし。
Proプランは別途見積
Standardの上に、Proがあります。
50人を超えるような大規模な集まりでの利用を想定するものです。
これは別途お見積りということです。
気になるのは、マルチルームのサポートです。
完全な個室を使えるということなのか、会場を分けられるということなのか。
おそらくツールの開発思想から考えれば、後者だとは思います。
いろいろなことができるのですね。
ところでSpatialChatって?
名前に「Chat」とありますが、イメージとしては、パーティールームをバーチャル空間に展開するサービスだと思っています。ウェビナーのプラットフォームといった色が濃いでしょう。
ZOOMやTeamsといったWeb会議システムとは異なり、参加者はアイコンになって、それぞれのアイコンの距離感で、聞こえてくる音量が変わります。
個室の会議室でのミーティングを置き換えるというよりは、大部屋でのカンファレンスやセミナーやパーティーや飲み会を置き換えるものです。
参加者といっしょにYouTubeの動画を観られるのも特徴的だと思います。
動画のアップというかたちでリンクを貼り付けると、スペース上で動画の再生が可能です。その場にいる人が見られますし、距離によって音量が変わります。
プロモーション映像や商品説明を流せるだけでなく、面白映像などを参加者が貼り付けることも可能です。
似たものは出てくるのか
近しいサービスはRemoだと思います。
Remoの場合は席が決まっているのに対して、SpatialChatは自由な空間です。
より立ち話ぽさがあるのです。
SpatialChatは、案内などが英語なので、少し慣れが必要だと思います。
日本語化されるのか、似たようなものが出てくるのか。
価格の変動にもつながりますので、注目のポイントだと思います。
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