OneDriveとフォルダーを同期していても、ウェブサイトでの削除が必須です。
OneDrive
ファイルの削除方法
OneDriveの容量がいっぱいだと通知が来ました。
自動アップロードしていた画像や動画は、先日整理したと思っていたのですが。。
削除の方法がよくなかったようです。
消したはずが復活していた
OneDriveが満杯に近かったので、カメラロールを整理することにしました。
スマホで撮影した画像は、自動アップロードでカメラロールに保存するように設定しています。複数端末で画像を共有できて便利なのです。
ところが、かなりの数が溜まってきますので、定期的な整理が必要です。
古い画像はAmazon Photoでのバックアップを確認して、パソコンのフォルダーで対象画像を削除していきました。
これでスッキリしたと思っていたのですが、すぐにOneDriveがいっぱいとの通知が来ました。
よく見てみると、苦労して選別し削除したはずのカメラロール画像は残ったまま。
消えていなかったのです!
OneDriveのサイトで消す
OneDriveのファイルが、パソコンのフォルダー操作では消せません。
OneDriveサイトにログインして、削除すると消せます。ごみ箱に移動しているので、ごみ箱を空にすることで完全削除です。
パソコンのフォルダーで見えているファイルは、キャッシュにあるようなイメージです。
ただ、移動は可能です。
リアルな同期ではないのです。
ローカルは一時置き場
パソコンのフォルダーで見えているファイルは、クラウドストレージ側から仮ダウンロードされているようなものです。
いっとき置いておくことで、呼び出しをスピーディーにしているだけです。
マークを見るとわかります。
パソコン側をローカル、OneDriveサーバー側をクラウドと呼びます。
ローカルPCは複数台ある前提なので、AとBがあることにしましょう。それぞれ、OneDriveとフォルダー同期している状態で考えます。
追加、コピー、移動は反映
ファイルを新規追加したり、複製したり、名前を変えたり、移動したりは、ローカル情報がクラウドに反映されます。
Aのパソコンでファイルを追加すれば、Bのパソコンで確認できます。
Aのパソコンでファイルを移動すれば、Bのパソコンでは、移動元フォルダーからはファイルが消えて、移動先のフォルダーでファイルを確認できます。
削除は手元が消えるだけ
OneDriveに同期しているフォルダーでファイルを削除しても、ローカル側のデータが消えるだけです。
クラウド側のファイルは消えません。
Aのパソコンで消したファイルは、B のパソコンで引き続き参照や編集が可能です。
つまり、ローカルのフォルダー操作では、OneDriveのファイルは削除できないのです。
Googleとは考え方が違う?
クラウドストレージサービスでは、Google Driveが対抗馬でしょう。
フォルダーと同期して、ローカルファイルのように操作できます。
Google Drive File Stream では、追加、変更、削除はリアルにクラウドストレージと同期されます。
フォルダーでファイルを削除すれば、クラウドストレージ側でも削除されるのです。
多少のタイムラグがあるとはいえ、リアルな同期です。
これが無料版と有料版の違いなのかどうかなど、検証中です。。
クラウド側での不便
OneDriveサイトで画像を一覧すると、カメラロール以外の画像も出てきます。
サイトでは複数選択を範囲指定等で可能ではあるのですが。。
画像一覧には、日付でソートされて、カメラロールと他のフォルダーの画像が混合です。
他のフォルダーの画像は必要なのですよ。
うっかり範囲指定すると、必要な画像まで消してしまいかねません。
つまり、いっきに範囲指定できないのです。
労力がすごいです。。
『同期」ということばに注意
上に整理したとおり、OneDriveでは、フォルダーでのファイル同期が、完全なシンクロを意味するわけではないのです。削除のみ別扱いです。
マイクロソフト社の方言だと思うしかないでしょう。
設定関係を確認しても、それらしいものはありませんでした。
フォルダーで削除したつもりが、なぜか容量変わらずで。むしろ増えていき。しまいには何が最新なのか分からなくなるという始末で。。
はっきり言って使いにくいことこの上ないですが、無料サービスですから、運用は合わせるしかないのです。
お金を払えば解決できるのかもしれませんし。
仕様変更を期待することにします。
Googleのようになって欲しいものです。
なんにせよ、削除はウェブで!
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