『MEMORIES』感想 ついつい魅入られてしまった

SunShine!
SunShine!

1995年のアニメーション映画。
『MEMORIES』。
『AKIRA』の大友克洋監督の作品。

映画館

MEMORIES

BS12で放送されたやつを録画して視聴。
日曜アニメ劇場ね。

20世紀の作品だから、いろいろとコンプライアンスだとかのツッコミはあるにしても、すごい作品だと思った。アナログで描かれてるんだもんね。

独立した短編3作品

映画

『MEMORIES』ってたいとるだけど、3作品の集合体。
それぞれの作品は独立してて、話がつながってるとかじゃない。

短編を3本集めたってこと。
だから3本観ましたってことになる。
1作品目は『MEMORIES』ってことで分かるが、あとの2作品にはタイトル感ない気がした。

ちょっと怖いけどおもしろいって感じかな。
個別に観ても大丈夫。

MEMORIES
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Episode. 1 「彼女の想いで」

みちびき
人工衛星ね

2092年のことを描いてんるんだよね。
けっこうすぐ訪れそうな気もする。

AIの暴走みたいな感じだろうか。
今考えればありそうな話ではあれど、20世紀からそんなことが考えられてるんだよね。
やっぱAIには懸念があるわけねw

宇宙船の名前がコロナって。
なんか複雑な気分だ。

音楽は菅野よう子さん。

Episode. 2 「最臭兵器」

F-35
F-35など出てこない

コメディ。

臭いんだよ。
タイトルのとおりのお話で。
いろんな兵器やらも登場する。

当時のリアルタイムなんだろう。
防衛庁とか、作戦会議の部屋でも喫煙してるとか。
保有兵器の種類とかね。
時代を感じる。

科学技術な国なんだってゆー時代だったんだろうな。

Episode. 3 「大砲の街」

文房具

なんか凄い。
独特の世界観。さすが大友克洋監督。

ワンカットなんだってさ。
アニメでワンカットって?って覆うけど、たしかに切れ目はなかったような。
『カメラを止めるな』みたいな雰囲気になるわけだな。(ゾンビとかじゃなくてね。)

不思議な世界の日常系。
すべてが大砲を中心に回ってる。
そしたら子どもの夢だって大砲になるし。
あいさつは「行ってきます」じゃなくて「撃ってきます」になるんだな。

社会の歯車として生きる我らに何かを感じさせてくれるのか。
そんな一般人にだって日常生活があるんだもんね。

四半世紀以上前の作品なのに

テレビ

計算してみれば分かる。25年以上前の作品。
なのに、普通に放送されるし、観ててすごいなって思う。

すごい。

『スチームボーイ』のさらに前だもんね。
時代は感じるけど、楽しく観れるもん。
驚きですわ。

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