Windows Server のOSサポートの話です。
そろそろ気にしてください。
サーバーのOSをバージョンアップしようとすると、まあまあ大変な作業になりがちです。
1年があっという間に過ぎてしまうような時間感覚だと思います。
ご注意ください。
次の移行先バージョンも考えてみましょう。
Windows Server のサポート期限
OSには有効期限があります。
サーバーは影響範囲が広いので、サポート切れの状態には陥りたくないものです。
現状においては、Windows Server製品群も早期の更新が前提の運用にしたほうがよさそうです。
もともとそういった考え方ではあるのですが。。
システムは複雑化し、セキュリティーへの脅威は多様化し、もはや定期的な更新なくして、安定稼働はありえないといった考え方が主流でしょう。
OSのバージョンに縛られたシステムなど流行らないですよね。
バージョンごとのサポート状況
すでに終了しているものも含めておきます。
サーバーOSサポートは、引き続きメインストリームと延長に分かれています。
製品名 | リリース日 | メインストリーム サポート期限 | 延長サポート期限 |
---|---|---|---|
Windows Server 2012 | 2012年9月5日 | 終了済み 2018年10月9日 | 終了済み 2023年10月10日 |
Windows Server 2012 R2 | 2013年10月17日 | 終了済み 2018年10月9日 | 終了済み 2023年10月10日 |
Windows Server 2016 | 2016年9月26日 | 終了済み 2022年1月11日 | 2027年1月12日 |
Windows Server 2019 | 2018年10月2日 | 終了済み 2024年1月9日 | 2029年1月9日 |
Windows Server 2022 | 2021年8月18日 | 2026年10月13日 | 2031年10月14日 |
直近で気にしたいのが Windows Server 2016 の延長サポート期限なのです。
日付が1月ですので、2027年といいつつ、2026年末までには作業完了が必須でしょう。
意外と時間がないです。
2019のメインストリームサポートは先日終了しました。
Windows Server 2025 はいつリリース?
次のバージョンは、Windows Server 2025 ですね。
これまでのリリースサイクルから予想すると、2024年秋ごろには安定板が供給されるはずです。
2016の移行を考える場合、第1候補と言えるでしょう。
やることが多い
サーバーは、アクセス元が多いですよね。
場合によっては外部に公開されていることもあり、セキュリティー対策や構成管理が厳格なことが多いでしょう。
サーバー移行となると、移行先環境(オンプレミス、クラウドなど)、移行時期、移行方法、確認方法などなど、決めなくてはいけない事項が多いです。
それらに合わせてベンダーさんから見積をもらって、やっぱりああしようとかこうしようとかいった調整があって。
やることが確定できても要員確保ができないとか。。
サポート期限はみなさん同じですからね。
早めにとりかかっておけば、余裕をもって作業を進められることでしょう。
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