『平家物語』といえば、日本の代表的な古典。
学校でも習う。
覚えたもんだ。
祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理を表す驕れる人も久しからず
ただ春の夜の夢の如し猛き者も遂にはほろびぬ
『平家物語』冒頭
偏に風の前の塵におなじ
今でもちゃんと言える。中身詳細はあんまり知らないけど、那須与一のところは覚えてるから。
んで、「無情」なんだよね。
栄華をきわめた平家が滅びるわけで。
『鎌倉殿の13人』の先取りかな。
琵琶法師のびわ
平家の棟梁が移り変わってく中で、軸になりうるキャラを!
ってことで入ってもらったんだよね。
みごとにまとめ役。
演技もさすがの悠木碧さん。
架空キャラだから、不思議パワーも持ち合わせ。
オッドアイがステキ。
未来視できるんだって。
結末を知ってる視聴者と目線が合うわけね。
けどリアルタイムでの交流は悲しみしかなさそ。。
琵琶法師パートは、何言ってるか分からないときがあった。。
登場人物の名前と顔が
平清盛と、息子の平重盛あたりまではいいとして。
重盛の子どもたちが成長してくし、誰の兄弟なんだかわからないのが追加されたりで。。
相関図必須。
大河だな。
みんな盛だから。
日本史あるあるだね。
逆に考えれば、ここで整理がつけば、テストで役立つかもな。
水瀬いのりさんのキャラはよく分かったよ。
びわと関係があって、源義経とどおなったのか。
よくわからんけど。。
当時の常識
びわが男装してるとか、宮中の遊びとか、上下関係とか。
衣装やら甲冑やら武器やらを含め、プロップ関係も、ちゃんと取材してるんだろーな。
知った上でのデフォルメはあるんだろう。
祈祷やら陰陽師やら縁起やら、価値観とかいろんなことが学べそう。
古典読むのに、当時の常識が分かってないと辛いからね。
暗いところには鬼がいるよ。
そして、現代から見ると残酷なこともけっこうあるんだよね。
その後もあるからね
壇ノ浦の戦いがクライマックスて、徳子は髪をひっかけられて助かったってことになってたな。
三種の神器はここで沈んだって説がある。
記録上でも、草薙剣(クサナギノツルギ)は安徳天皇とともに水没してる。
このあたりのあれやこれやで、頼朝から義経への当たりが強くなるのね。
最終的には討伐になるもんな。
大河ドラマではそこも語られるんだろう。
義経には粗野な感じがある。
鎌倉殿のほうは、そもそも源氏視点で、吾妻鏡からの創作だろうからな。
徳子は出家して、命を落とした人たちのために祈ってた。源平双方かな。
我が子を目の前で亡くすとか。キツすぎる。
『平家物語』の原典(?)では、徳子の最期まで語られるんだったね。
監督の力なのか
キャラがそれぞれ特徴あって、なんとなく見分けられたような。。
名前と関係は、、、やっぱ手元メモ必要かもな
みんなが知ってる物語だから、全体の流れはどうしようもない。
エピソードのところだったり、演出のところだったりで、楽しませてくれた。
アニメのいいところだね。
山田監督は京都アニメーション所属じゃないのか。
レンタル移籍?w
所属不明のさすらいのアニメーション監督なのかな。
全体的に難易度は高め
キャラの見分けと琵琶法師パートの解釈って点で、レベル高めだと思う。
どちらも予備知識があれば問題なくクリアできる。
平家物語のお勉強に使えるかね。
源氏物語の勉強に『あさきゆめみし』を読むよりも、脚色が多いと思う。
全体把握にはいいけど、史実を追いたいなら、フィクションが含まれる部分の選別というか見極めが必要。
びわはナビゲーターキャラとして入れ込んでるからな。
平家物語をざっくり知るには、とてもいい教材だと思う。
無情な感じも。
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