こんな話がありましたとさ。
「ポケベル」ってあったよね~
聴いたことある~
「こめ2、こめ2」でしょ?w
いわゆる『ポケットベル』とかゆー通信機械があったわけだ。
その名のとおり、ポケットに入るくらいの大きさでね、受信しかできないの。
しかも、メールみたいなメッセージを受けるだけ。
ポケベル
正確には、『無線呼び出し』てゆーんだって。一応、バリバリ現役のシステムなんだよ~
2019年9月30日、ポケベルのサービスは終了しましたとさ。寂しい。。
古くからある技術で、ポケベルを持ってる人に、決められたメッセージを送るもの。
電話番号を送り付けて、「かけてこい」みたいな感じ。
日本では、1996年あたりで文字を送れるようになった。
送信にはプッシュトーンを使うんだ。
相手のポケベル番号に続けて、送りたい文字を打つ。ほとんどの場合は公衆電話で打つ。
文字を送るためのコマンドが「* 2 * 2」。これに続けてコード表どおりに数字を打つと、相手側では文字になって表示されるという仕組み。
コード表もポケットサイズ。というかカードサイズ。
2桁だから100文字なわけで、50音の外側に記号があったりして。
ANSIコードみたいなもんだな。
(コード表は次項のリンク先)
2017年にはネタになってた
日清の特設サイトにて、「サイト内の文章が全て数字の羅列」という。
この羅列が、ポケベルに文字を送るためのコードなの。
若い世代にはよく分からない文化。
見ても分からん。。
携帯電話が普及する前の世代の一部には、すごくなじみのあるものみたい。
だからって、みんながみんな読めるわけでもなさそうだし、古い話だから忘れてるってこともあるでしょw
公衆電話に列ができてたんだぜ
最近では希少化してる緑色の公衆電話。
街角、駅、学校、公共施設などなど、だいたいのところには置いてあったものなのだよ。
学校ではポケベルがコミュニケーション手段になるわけで、朝とか昼とか夕方とか、休み時間になるとメッセージ打つために列ができるとかいう現象があったって。
電話代も凄そうだな。
これがなくなっちゃったから、巷から公衆電話が消えてるのか?
ISDNのグレーの電話もなくなってきたよね。今さら128KBで従量制のデータ通信などやらんがw
メッセージ送信マシン
プッシュトーンでメッセージを送るわけだから、それ用の音が出せればいいわけ。
手元で日本語のメッセージを確認してから、音声信号を再生すればいんじゃね?という発想でつくられたマシンがあったのさ。
打ち間違いのリスクもなく、簡単にメッセージが送信できる。
公衆電話なのに、自分の電話帳から再生できる。
なんてすばらしい。
21世紀まで生き残ってはいたが
とはいえ、そういうものも今や不要。
メール?スマホでよくね?
公衆電話なんて、使い方わかんねーし。
ダイヤル式電話の使い方を知らないなんて普通。
ちなみに、ポケベルは現役です。防災とか、特定の分野ではちゃんと生きてます。新規契約はできないみたいなんだけど、ちゃんと既存顧客にはサービス提供されてます!
ここね。
テレメって呼ばれてたところ。
2019年9月30日でポケベルのサービスは終了。
約半世紀。よくがんばりました。
ノスタルジア。
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