ファイルパスの文字列にスペースが入っているため、最後まで含めたハイパーリンクにならない。
強制的にリンクとして認識させる方法があります。
Outlookでメールを書いているときに、リンクとして認識してもらえなかったとのことです。
HPなどのURLではスペースが入ることはありませんが、フォルダー名やファイル名の設定は自由度が高いです。そのため、スペースを入れることが可能です。
ファイルパスを共有する場合には、必要な方法だと思います。
ファイルパスを共有したい
ファイルサーバーなどに配置済みのファイルやフォルダーをメールで送る時があります。
ありますよね?
今回はそういう件でした。
クラウドストレージだとURL文字列になりますが、従来型のサーバーだと、円マーク2つから始まるファイルパス文字列だと思います。
\\A01001FS01\Share01\プロジェクト\01_管理資料
上記のような文字列です。
ネットワークやサーバーなどの設定のお話は別途で。
こういう話がありますよね。という確認です。
ワンクリックでアクセス
リンク文字列になっている状態のメールを受け取った人は、それをクリックするだけで、対象のフォルダーを表示できたり、ファイルにアクセスできたりします。
URLやメールアドレスをクリックするようなものです。
URLならWebブラウザーが起動します。
メールアドレスならメーラー(Outlookなど)が起動して、新しいメールを作成できます。
リンク文字列なら、エクスプローラー(フォルダー)が起動したり、直接アプリが開いたりするわけです。
ファイルパスにスペースがあると
たとえば以下のようなパスだと、最後までリンクとして認識してもらえないわけです。
\\A01001FS01\Share01\プロジェクト\02 打合せ資料
スペースの直前までが認識されます。
結果、期待したところに直接アクセスできません。
\\A01001FS01\Share01\プロジェクト\02 打合せ資料
上のような表示になりますよね?
山かっこ(小なり、大なり)で囲う
小なり2つと大なり2つで囲ってください。
それだけです。
<<\\A01001FS01\Share01\プロジェクト\02 打合せ資料>>
囲んでしまえば、Outlookが認識してくれて、表示が変わります。
\\A01001FS01\Share01\プロジェクト\02 打合せ資料
上のような表示になって、リンク可能になります。
そもそも論で、ファイルサーバーの命名規則を守らせるという方法もあるのですが。。
関係者が多いとなかなか難しいですし、いろいろな方がいらっしゃいますからね。。
リンク挿入でも設定可能
メール作成画面のリボンから。
HTML形式でもテキスト形式でも指定できます。
リンク文字列を使いたい場合は、あらかじめクリップボード内に収めておくとよいでしょう。
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