現在の横浜駅は3代目ですよね。いまだに完成しない、「日本のサグラダ・ファミリア」とか言われてます。
そして、初代の横浜駅は現在の桜木町付近にありました。こちらは教科書に載るほどのもので。
日本初の鉄道は新橋と横浜を結んでいたんです。
幻の駅
2代目 横浜駅 遺構
では二代目は?
ということで、二代目横浜駅の遺構を見てきました。
遺構には説明があるもんだ
住所でいうと、横浜市西区高島2-1-18です。Googleでも検索できます。(地図は後述)
マンション敷地内の公開エリアにひっそりと残されてます。
入ってくにはちょっとだけ勇気がいるかもw
ちゃんとプレートがありますよ。
案内板が設置されてて、上のプレートと説明書きと配置図が配されてます。
ちゃんとしてる。
説明書きにはこうある。
二代目横浜駅は大正四年八月十五日に開業され、大正十二年九月一日関東大震災のため焼失した。
わずか八年という短命で、半ば「幻の駅」といわれている。この遺構は駅舎の基礎部分にあたる。
また、横浜共同電燈会社裏高島発電所の第二海水引入口の遺構もあり、二つの歴史上貴重な遺構が重なった珍しい遺構である。
2代目 横浜駅の配置と遺構の関係は、配置図で確認できます。
それぞれ、そこにありますね。
第二代横浜駅駅舎基礎遺構
ぱっと見で目立ってるやつ。
遺構配置図によると、小荷物受付所の基礎部分ということです。
レンガ造の基礎部分で、これだけだと何の遺構なのか分からないですねぇ。。w
基礎部分だしね。
プラットホームとか、スロープとか、柱とか、線路とか、そんな分かりやすいもんじゃないわけでw
けど。
ここに駅があったのかと思うと、わくわくします!
歴史の移り変わりってことですな。
ロマン。
大正浪漫だね!
ところで、基礎部分なのに雨ざらしで大丈夫なのでしょうか。
レンガは強いからいいのかな。
酸性雨にやられちゃわないかが心配だよ。。
横浜共同電燈会社裏高島発電所遺構
駅じゃないんだけど。
こちらはフタが付いてます。
井戸みたいな感じの竪穴です。
立地から考えると、火力発電所だったのでしょう。
海水は何に使ってたんだろ。。わからない。。
蒸気にしたら、副産物でお塩がたくさんできてしまいますな。
機械にはよくなさそ。。
冷却かな。
現代でもそんなような使い方してるって話を聞いたような。
旧東急線の高島町駅のすぐ横
すぐ横が旧東急線の高島町駅というのもステキポイント!!
鉄道遺構が集合しとるわけですな。
東急線は線路が外されてて、すでに遺構状態。
ただ、まだまだいろんなものが残ってるんですよ。
みなとみらい線への接続になったから桜木町駅までの線路は廃止。
なんだけど、横浜駅から桜木町駅までの高架構造が残ってて。
遊歩道にするとかしないとか。
どーなんだろか。
行き方
住所を目指して歩けばいいよ。
ブルーラインの高島町駅が最寄り駅。
だから横浜駅からも歩ける。横浜駅からアンパンマンミュージアムに歩くより近いと思います。
ブルーライン高島町駅の1か2の出入口から出たら、高島町交差点を目指します。どちらからでも左方向です。
高島町交差点に着いたら、高島交番が目印です。とにかく交番側に、横断歩道を渡ります。
遺構は、裏手のマンションの足元なので。
奥の公衆トイレを回り込むことになります。ここには案内があるので、そのとおりに。
マンションの1階部分の外壁装飾は、フランドル積みレンガ風。
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地図は以下。
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