『同志少女よ、敵を撃て』感想 敵が誰なのか考えよう

SunShine!
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同志少女よ、敵を撃て』を読んだよ。
思ってたより深い話だと感じた。

本

同志少女よ、敵を撃て
感想

ロシアのウクライナ侵攻があり、注目を集めたよね。
読むのが遅くなっちゃったけど、もっと早くに読みたかった。

第二次世界大戦の話だけど、今起こってることでもあるんだと思うんだ。
戦争なんてするからこんなことになる。
暴力や武力に訴えても、なんもいいことない。
悲しいだけだよ。

撃つべき「敵」は誰なのか!

モスクワ

ふつうのって言い方も変だけど、よくある戦争の話かと思いきや、かなり考えること多い。
しかもウクライナにロシアが侵攻しちゃった時期に読むことには、すごく意味がある気がした。

実話をもとにしたフィクションなわけだが、リアルで、すごいと思った。
前提知識になる作品も観とくといいかも。
理解が早い。

漢字が難しかったってのは日本語力を鍛えるしかないとして

主人公が撃つ「敵」は誰なんだろうな。
誰にとっての敵なんだろうな。
いつから敵なんだろうな。
なんで敵なんだろうな。

どこから異常で、どこまでが正常なんだろう。

同志少女よ、敵を撃て
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スナイパーの生態

モスクワ

普通科の歩兵とは違う。
工兵とも違う。
他のところから見たら、狙撃兵はけっこう異質な存在か。

ひとりとかふたりとかで独自行動してて、集団戦はしないもんな。
個の力で局所的な戦略を担っちゃうんだから。
技術もさることながら、精神的なタフさが求められるよね。

あとは異常性かな。

それを異常とせずに心を整えちゃうんだから、恐ろしい。
じっと耐えるとか、細かい計算とか、手の内の読み合いとか。
その上での命のやり取りとか。

ちびっこ射撃大会とかがふつうにあるような社会だもんな。
想像を絶するリアルがあったんだな。

女性が見たんだ

たしかに、これまでの第二次世界大戦を題材にした映画って、男性視点ばっかり。
もちろん女性の登場人物はいるけど、助演だもんね。

マトリョーシカ

ソ連軍の前線に女性が配置されたのは、前提知識(次項)て分かってたんだ。
その人たちに限らずではあるけど、ひとりひとりに人生があるし、物語があったんだもんね。
理不尽に消されちゃうとか。
意図しない扱いを受けるとか。
そんなことばっかりだったに違いない。

文献を読んだこともなかったけど。

前線の女性だから見えるものがあったに違いない。
そしてその後の様子とかも、リアルなんだろうか。悲しすぎるよ。

途中に挟まれた引用にも驚いた。

前提知識が役立った

GGO 01b

第二次世界大戦に関する歴史、特にヨーロッパ史のお勉強は大前提として。
ソ連のざっくりとした歴史とか、ロシアの気候とかも前提として。
前もって観てた作品は、お話を理解するために大変役に立ちました。

主人公はスナイパーとしてスターリングラードの戦いに加わるわけだが、伝説のスナイパーの名前とか、ドイツ軍の装備とか補給線とか、市街戦とか、ビジュアルで記憶してることと紐付けられた。
文字で読みながらも、なんとなく映像が浮かんだよね。
もちろん優れた文章だからってことなんだろうが、より具体的に見えた。

あと、戦車な。
いきなり四号線車とかティーガーとか、T-34とかIS-2とか書いてあっても、あれねってなった。
ガルパンはいいぞ。

実写映像化は無理だろうな

すごくいい話だと思うんだよ。
いろんなこと考えさせてくれるし、戦争はダメだって分かる。
異常な環境はよくない。

リアルなだけに、リアルすぎて無理だろうな。

メモ

文章だとうまくオブラートに包みつつ、悲惨さとか伝わるんだけど。
映像にしたら、けっこうグロくなっちゃいそう。
けっこうな描写もあったし。
モザイクだけのカットとかになっちゃうよね。
R18にして、ギリギリか。。

そーすると、アニメ化がちょうどいいのかもね。
バランスよく表現できそう。

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