2018年9月13日未明、iPod touchファンは失意の中にありました。
「またか・・・」と。
Apple社の新製品発表があったのですが、そこに「iPod touch 第7世代」は含まれていませんでした。
これまでの発表サイクルから考えると、2018年は勝負の年でした。。
けっこうな期待だったのです。
ショックは隠せません。
2018年秋リリースのiOS12に、問題なくアップデートできています。
この点は安心材料です。
最新OSにしてもしっかり動作している限りは、最新化する必要がないという説もりますね。。w
さて、第6世代で終わりなのか、新型「第7世代」があるのか。
この先のシナリオを考えてみます。
「iPod touch」はなくならない!
「iPod touch」の立場をあらためて考えてみます。
Apple社のホームページ(PC版)を見ると、画面上部にプロダクトが並んでいます。
左から、リンゴマークにつづき「Mac」、「iPad」、「iPhone」、「Watch」、「TV」、「Music」、「サポート」、そして検索ボタンとバッグのボタンです。
「iPod」はもはやメインプロダクトのカテゴリーではないという状態なのです。。
「iPod touch」は「Music」カテゴリーの中にあるひとつのプロダクトです。
伝統の「iPod」は、2017年7月事変を経て、現時点で「iPod touch」のみになりました。
「Music」のメインプロダクトは、音楽聴き放題の定額制サービス「Apple Music」です。その付随品として、音楽再生に特化した「iPod touch」が存在しています。
さらに、音楽以外の分野でも需要はあるのです!
携帯ミュージックプレイヤーは必要
Apple Musicのユーザーがお出かけ途中に音楽を聴く場合、iPhoneを使うのでしょうか。
多くの場合はYESでしょうが、そうでないユーザーも少なからず存在するはずです。
Androidスマホしか持っていないとか、そもそもスマホを持っていないとか、iPhoneの電池の減りを気にしているから専用プレイヤーを使いたいとか。
そういうニーズは確実に存在します。
そもそもスマートフォンの普及率のみで考えれば、全世界的にはAndroidが圧勝しているのです。
ここに切り込む先鋒としても、iOS搭載の専用音楽プレイヤーは有効なはずです。
「HomePod」の存在に危機感
やや懸念しているのは、Appleのスマートスピーカーの存在です。
「HomePod」は、2018年6月時点では、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツで入手可能です。
恐らく供給の問題なので、その後は発売される国が増えていくことでしょう。
スマートスピーカーの用途は、Siriとの会話がメインになることはなく、音楽を流すことだと思います。
その時には、Apple Music を利用することでしょう。
(Amazon Echo を使っていて感じることです)
屋内で「音楽を再生するデバイス」としての地位は「HomePod」が持ち去るでしょうが、持ち歩けるiPod touchは、十分に需要があるのです。
実は他にも需要が
飲食店などで使われるハンディー端末として、かなり人気なのです!
軽く導入できるということで、iPadをレジにするお店があります。
ですが、テーブルで注文をとるのに、iPadを持ち歩くわけにはいきません。
ホール担当者は、時に片手に食器を持って、空いた方の片手だけでハンディー入力します。
そんなときに、iPadやiPhoneのような大型端末は不向きなのです!
店の中で使うだけですから、電話機能はいりません。
価格もお手頃で、iPadとの相性はよく、操作も簡単。
軽い。薄い。
大事なデバイスです。
「iPod touch」は有用なデバイス
現在、iPod touchの第6世代を愛用しております。
毎日一緒に行動しています。
音楽は聴きませんが、ブラウジングとメールに使いまくっているのです。
Appleさんに対して強くお願いしたい!
iPod touch 第7世代を発売してください!!
そしてその暁には、今以上に魅力的な端末になるように、ハードウェア的にも新しい機能を載せていただきたいのです。
考え方
既述のとおり、Appleのホームページ構成から察するに、iPod touch は音楽プレーヤーなのです。
決して廉価版iPhoneではないのですw
さらに、スモールビジネスでも大活躍!
デバイスとしてのiPod touchは、Wi-Fiを搭載し、各種センサーやカメラが付いています。
AppStoreが利用でき、一部の限定アプリを除けば、iPhoneアプリをインストールして利用可能です。
音楽プレーヤーでありながら、iPhoneの入門版や限定機能版という色合いが強いのです。
「iPod touch 第7世代」に実装してほしい機能
X以降のiPhoneシリーズは、全面液晶を採用しています。
これから先もiPhoneには様々な機能が実装されることでしょう。
ベゼルレスが進んでいくのか、ディスプレイが透明化していくのか。
信じられないようなことができるようになるのだと思っています。
iPod touchには、そこまで豪華な機能はいらないのです。
快適に使える最低限のものがあれば。
この要求水準がどんどん上がっていくのですがw
欲しい機能をつらつら書いてみます。
Touch ID
ぜひ実装していただきたい!
AndroidのHuawei MediaPad M3 lite、Xiaomi Mi A1、Huawei P20 liteでは指紋認証が使えます。Windows 10 mobileの端末(Lumia 950)では虹彩認証が使えます。
手持ちデバイスの中では、iPod touch 第6世代だけ、パスコードの打ち込みが必要なのです。
これはスマートではないのです。。
iPod touchと厚みが同じiPad Air 2やiPad Proには、Touch IDが実装されています。技術的には可能なはずなのです。
なんとかログイン操作の簡便化を!
もちろん、顔面認証のFace IDでもよいのですが、そこまでは求めないですよ。
赤外線センサーを搭載したら、その分コスト高になりますし。。
でも、あったらよいですね!
防水
あったらいいな程度ではありますが。
現状でも、ジップロックに突っ込めば防水にはなりますからw
ただやはり、雨や雪の中でも安心して使える機能なので、防水、防塵になっていてくれると嬉しいです。
iPhone 8から、電話の方も防水になりました。技術的には同じですよねっ!
ワイヤレス充電
手持ちデバイスでは、nexus 7やWindows mobileの端末がQi対応で、とっても便利です。
置くだけで充電できるのは、USBやらLightningやらのコードがごちゃごちゃしているよりもスマートです。
iPhone 8から、電話の方もワイヤレス充電になりました。技術的には同じですよねっ!
AirPowerが登場するということで、ぜひここにのっけたいのです。(プロダクトが消えたという噂ですがw)
ここのところ、USBがmicro USBとType-Cとの2種類になって、Lightningもあって、さすがにちょっと困っています。。
AR Kit 対応
つまりA10プロセッサ以降のチップを積んでほしいということです。
発売時期が先になれば、普通にA11やA12ということになるとは思います。
AR機能を削られてしまうと寂しいです。。
これから伸びてくる分野だと思うのです。
発売時期を予想
iPod touchはもう発売されないのではないかという説もあります。
あまり力を入れているようには見えないものですし。。
ちゃんと用途はあるので、ぜひ発売していただきたいです!
発売されることを前提として、これまでの傾向も考慮し、当初は2018年9月の発売を予想していました。
に発表、発売という流れでしょうか。
各世代の発表時期を見てみると、第4世代までは毎年更新され、現在の見た目になってからは2年、3年とブランクが開いています。
ということで、第7世代ではブランク4年とw
どのような見た目になるかは置いておいて、期間を開けての大幅モデルチェンジというほうが可能性は高そうです。
- 第1世代: 2007年9月
- 第2世代: 2008年9月(ブランク: 1年)
- 第3世代: 2009年9月(ブランク: 1年)
- 第4世代: 2010年9月(ブランク: 1年)
- 第5世代: 2012年9月(ブランク: 2年)
- 第6世代: 2015年7月(ブランク: 3年)
- 第7世代: 2019年9月(ブランク: 4年)
それなりのブランクが開きますので、大幅刷新で新型iPod touchが登場!ということで、お願いいたします。
期待
iOS11のコード解析の中で、iPodのバージョンが上がっているという話です。
機種IDの記載が「iPod8,1」になっているということです。(これまでは「iPod7,1」)
2017年はiPod touch 10周年でしたが何も起こらなかったわけですが、今後のバージョンアップは十分期待できることです。
2018年9月説
残念ながらありませんでした。
さらに、10月30日の発表にも淡い期待を寄せていたものの、案の定発表されませんでした。。
2019年7月説
第6世代のように7月に登場ということになれば、2019年7月というのは現実味のあるところです。
iOS13は2020年になるという噂です。
2019年秋には新しいことが少ないと思いますので、刷新したiPod touch登場というシナリオでいかがでしょうか。
期待したいです。
2020年説
少し気になる情報として、iOSの更新が2年サイクルになるという噂があります。
IOS11の失敗を受けて、iOS12の次(iOS13)のリリースが2年後(2020年)になるということです。
各種デバイスは最新のOSとともにリリースされます。
OSの更新タイミングに合わせるとなると、2018年に新型iPod touchが発売されなかったので、次は2020年になっていまいます。
新しいOSでしっかり動く、大幅刷新のiPod touch。
9月がリリースタイミングだとして、東京オリンピックまでおあずけになってしまうのです。。
これは辛いですね。。
【Apple Special Event | October 30, 2018】MacBook AirとMac miniとiPad Pro。iPod touchの新型は出てこず。。
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